きっとだいじょうぶ。

・（5月11日更新） ページ12

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笹「はぁぁ、、疲れたぁ、、」







探し始めてから20分。まだお目当てのくまさんは見つかっていない､､


トイレとか楽屋のの隅々まで探したけどくまの“く”の字もなく、かなり焦っている。


一緒に探してくれた方々も同じ気持ちみたいで、たまたまあの現場に遭遇して、そのままキーホルダー探しに参加してくれてたThis isパンの吉田さんは次の出番が大宮なため悔しそうに「ごめんなぁ。」を一言言われて行かれてしまった…





『あの、、もう探さなくて大丈夫です、笑結構ボロボロだったし､､多分おばあちゃんが親離れするためにわざとなくさせたんだと思います…』


西「Aっち､､」


小「わわわっ。。Aちゃん泣かないで、！(さすさすっ」


きょ「わぁぁぁっ！！なんで今日に限ってテレビ収録入ってんだろっ？！」


コ「あとちょっとでライブ始まっちゃうんだよなぁ〜、、」






時間は有限。みんななにかと仕事が入ってて、これ以上は探せない。


Aには申し訳ないけど、、






笹「A見つけてやれなくてすまんなぁ。」


『なに謝ってるんですか！笑キーホルダーくらいなんてことないですよ、！元々無くした私が悪いんだし…』





悲しげな表情をしたAの肩を優しく叩いて、励まそうとした時､､





仁「Aーーっ！！！みなさーん！！！」




仁木の声がして見てみると、肩で息をしている仁木の隣に女性のスタッフの人が立っていた。


その女性の手にはくまのキーホールだーが握られていた。




『私のクマさん！！』


ス「劇場の裏口のところに落ちてて､､気づいて拾って落とし物BOXのところに持っていこうとしたところで仁木さんに遭遇して今に至るって感じですAさんのだったんですね！見つかって良かったです、どうぞ(ﾆｺｯ」


『ありがとうございます、！！仁木くんもありがとうっ、、あれっ、涙が､､』


仁「良かったぁ笑」


笹「ありがとな、仁木。(ﾆｺｯ」


仁「いえ、見つかって良かったっす笑大切そうだったんで､､」





仁木とスタッフさんのおかげで無事くまのキーホルダーはAの元へ戻ってきた。


寂しそうに辛そうに笑ってた顔は今は明るく嬉し泣きしていてなんだか心があったかくなった。


Aを囲んで笑っている東京の人たちには感謝しても仕切れない。





笹「Aはすごい力を持ってるな､､笑」





A、見つかって良かったな。。

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