これは運命でしょうか？ ③ (ページ8)

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少しずつだけどページ8

深澤said

翔太から、例の綺麗で可愛いあの人の名前が分かったと報告を受けてから数日が経った。

そんな本人は相変わらず毎日のように、綺麗で可愛いあの人のことを考えている様子。

もちろん今日も稽古。
俺は、少し早いがすでに帝国劇場に着いていた。
メンバーの中では1番乗り～！

そう思ってると、照と阿部が一緒に来た。

岩「おう、ふっか！おはよー！」

阿「おはよー！ふっか、早いねー！」

『早いでしょー！特に理由はないけどねー！笑』

俺ら3人はそれから、他愛もない話をしていた。

話しながら笑っていると、廊下の方から誰かが走ってくる音が聞こえる。

『誰か走ってきてね？笑』

阿「さぁ、誰かなー。笑」

岩「なんか急いでそう。笑
　遅刻したかもとか思ってたり？笑」

ガチャっ

走りながら入ってきたのは、翔太だった。

『翔太、おはよー！』

岩・阿「おはよー！」

渡「ああ、おはよ。」

翔太は適当に返してきた。
なんだか本当に急いでそうだった。

楽屋に入ってくるなり、すぐさまマネージャーのところへ駆け寄り、来週の日曜日のチケット1枚くださいと言っている。