これは運命でしょうか？ ③ (ページ6)

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たこ焼きの下準備も終わり焼き始める。

美「そうそう！
　だってAには、
　岡田係長がいるじゃん！笑」

でたでた。
美緒のいつものやつ。

『だーかーら！
　それも、ない！！！！
　絶対ない！！！！』

美「靴、もらったのに？笑」

『え、美緒知ってんの？』

美「営業で知らない人はいないよー！笑
　営業部の事務所で周りの班を気にせず、
　靴をプレゼントしちゃうなんて、みんなに
　見て見てーって言ってるようなもんだし！」

『えー、、どうしよ。
　何か気まずいよー。』

美「Aの班ってどこの班よりも賑やかじゃん？
　だから目立つのよ！
　私は実際見てないからよく分かんないけど、
　聞いた話によると、岡田係長は俺の女アピール
　してるっぽかったってよ！」

『なにそれ、全然違うし！
　岡田係長は、本当に優しくてただただコーヒーを
　溢されちゃった可哀想な私に靴をプレゼントして
　くれただけなの！
　聞いた人に訂正しといてよね！』

美「はいはい！
　まーさ、何だっていいけど。
　岡田係長にせよ、1万円男にせよ、何か進展
　あったらまた教えてよ！」

『進展って。。。
　どっちも、何もないよきっと！』

美「Aはさ、こう見えて鈍感な所があるから
　気付いてないかもしんないけど、あんたは
　自分が思ってるより綺麗で可愛いし、いろんな
　男からモテてるってこと、覚えておきなさい。」
　

最後にそんなことを言われて反論するも、美緒は全然聞いてくれなかった。