これは運命でしょうか？ ③ (ページ30)

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Aさんに声をかけようと思ったが、すぐにそんな気持ちは奥に引っ込んだしまった。

男「はるさんって、どこ行っても人気
　なんですね！笑」

A「えぇ？そうかなー？」

男「そうですよ！
　さっき、宮崎さんは謙虚なはるさんもいい
　って言ってましたけど、はるさんは自分で
　思ってるより可愛いんですから、自信を持って
　くださいよ！」
　

なんなんだこの男。
前の高身長さわやかイケメンよりもAさんとの距離感が近い気がする。

A「そんなこと言われてもさー。笑
　でも、そんなようなこと美緒にも言われた
　気がする。笑』

男「ほら！横田さんだって言ってるじゃないですか！
　はるさんは、自分で気づいてるか知らない
　ですけど会社じゃモテモテですよ！
　いろんな部署の人がはるさんは、綺麗で
　可愛いよなって言ってますからね！！」

やっぱり、会社でもモテモテなんだ。
そこに俺が入り込む隙間ってあるのかな？

A「はいはい。
　それも、美緒に言われた気がするー。笑』

男「それも、横田さんに言われてるじゃないですか！
　はるさん、自覚持ってくださいよ！」

今まで気にしてなかったけど、そんなにモテモテなんだからきっと彼氏いるよな。
俺ってやつは、何やってんだよ。