これは運命でしょうか？ ③ (ページ29)

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次の日、舞台は休演日だか訂正部分等の確認で帝国劇場へ来ていた。

なんでか分かんないけど、Aさんに会える気がしていた。

用はないが廊下に出て、Aさんが仕事とかで来ないかななんて思いながら歩いてみたり。

仕事だと、きっとあの高身長さわやかイケメンも一緒にくるだろうから本当はちょっと嫌だけど。

Aさんに会えるなら、誰が一緒でもいいや！

訂正部分の確認も終わり、また明日からの舞台に備えて今日は早めに解散になった。

メンバーみんなで帝国劇場を出る。

そうすると少し前の方には、俺が会いたくて会いたくてしょうがなかったAさんがいた。

よく見るとスーツを着ていて、仕事のようだ。
でも、隣にいる人があの時の高身長さわやかイケメンとは違う高身長若めイケメンになっていた。

深「翔太！あれって綺麗で可愛いあの人じゃね？」

岩「ほんとじゃん！翔太行けよ！」

メンバーたちもAさんがいることに気づいたみたいだ。

俺はメンバーたちにごめんと言って、Aさんの方へ歩き出した。