これは運命でしょうか？ ③ (ページ27)

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出待ちの対応も終わり楽屋に戻る。

そうすると、1人のスタッフさんに声をかけられた。

ス「あの、すみません。
　渡辺翔太さんはいますか？」

『渡辺翔太なら、俺ですけど。
　何ですか？』

ス「あっ、、あの、舞台閉園後に渡辺さんの
　お知り合いという方から声をかけられまして、
　会ってお礼が言いたいとの事でしたが、
　すぐには難しいとお伝えした所、外で待ちます
　とおっしゃってたものですから、一応ご報告をと
　思いまして、、。」

岩「それってもしかして、、。」

深「Aさん、、、？」

『、、、。あの！
　その人、綺麗で可愛いかったですか？』

ス「あ、、はい。
　綺麗で可愛い女性の方でした。」

俺は、教えてくれたスタッフさんにお礼を言い、すぐさま走って外へ向かった。

Aさんが、待ってそうなところ、、。

裏の入り口！！

すぐに向かったが、そこには誰もいなかった。

もしかしてと思い、周辺も探したがやっぱりどこにもいない。

俺が出てくるのが遅いから、帰っちゃったのかな。

肩を落としながら、楽屋へ戻った。