これは運命でしょうか？ ③ (ページ3)

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岡田係長の話の後は、各自で仕事を始めた。

私はまず、この間挨拶に行った帝国劇場の担当者、宮崎さんに次回のアポを取り山下くんにも伝えた。

今日は、外回りには行かずにデスクで作業をして過ごす。

岡田係長や山下くん、佐藤くんは外回りに出掛けたから私の班はすごく静かでパソコンのキーボードを叩く手もはかどった。

気づけば定時退社の時間の15分前でキリがいいところで仕事を終わりにする。

外回りに出掛けていた、3人もギリギリで戻ってきた。

岡「戻ったぞー。
　 A、周りが静かなデスクは仕事が
　はかどっただろ。笑」

山「戻りました！
　岡田係長、それって佐藤のことですか？笑」

佐「Aさん、戻りました！
　いや、山下さんのことですよね？笑」

『どっちも！笑』

私たちの班は、本当に賑やかで、そりゃ、他の班にも羨ましがられるわけだ。
全員で帰りの身支度をしてエントランスまで向かう。

『岡田係長、申し訳ありません。
　私はここで失礼します。』

岡「あー、横田と待ち合わせか。
　気にすんな、また誘うし。笑
　 A、気をつけて帰れよ。笑」

山下くんと佐藤くんも、楽しんでくださいって言ってくれる。

『ありがとうございます。
　お疲れ様です。』

3人はそのまま、楽しそうに駅の方へ歩いて行った。