これは運命でしょうか？ ③ (ページ18)

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分からない気持ちページ18

会社へ着き、デスクへ行くと山下くんと佐藤くんがいた。

『おはよー！』

山「おはようございます！
　今日ってAさんと打ち合わせに同行する日
　でしたよね？」

『そうだよ！
　場所は着いてからのお楽しみで！笑』

佐「おはようございます！
　山下さん、Aさんに迷惑だけは
　かけないでくださいよ！笑」

山「だーかーら！後輩のくせに生意気なんだよ！笑」

『はいはい、若い子たちの言い争いは朝から
　疲れます。笑』

岡田係長が出社してきた。

『おはようございます！』

岡「皆の衆、おはよー。」

『岡田係長！
　本日、岡田係長から引き継ぎをさせて頂いた所へ、
　山下くんのご挨拶に行ってまいります。』

岡「あー、あそこね！笑
　気をつけて！」

『はい！』

岡「山下ー。
　くれぐれもAの足だけは引っ張る
　なよー。笑」

山「ちょっと、！岡田係長までそんなこと！
　大丈夫です！しっかりAさんの
　サポートさせて頂きます！！」

『期待してるよー！笑
　何かあれば佐藤くんとチェンジもあるかもね！笑』

山「Aさん、プレッシャーかけないで
　くださいよ！」

そう言って、笑いながら各々の仕事を始める。

でも、いつもと違うことが少しだけある。

それは、私の心の中だ。

前まではいなかった、渡辺翔太の存在が私の心の中にはいる。

仕事ではあるが、帝国劇場に行くのが少し楽しみになっていた。