これは運命でしょうか？ 15

. ページ2

海生くんは俺の言葉にホッとしたような表情をする。









海「本当にありがとうございます。
　 あと、深澤さんがどう思ってるか僕には分から
　 ないですけど、昨日話したAちゃんの
　 気持ちはあれがすべてです。」









『そっか、、。
　正直な話、海生くんから見てAちゃんの中に
　翔太が入り込める隙ってまだあるのかな？』









海「それは、、、僕にも分かりません。
　 でも僕は、Aちゃんの意見を尊重したいと
　 思ってます。
　 深澤さんの気持ちも分かりますが、やっぱり姉の
　 味方でいたいです。」









『そうだよね、、。
　俺も翔太の味方でいたいと思ってるから、海生くん
　がAちゃんの味方でも悪いとは思わないよ。
　でもそれはあの2人にとって良いことなのかな。』









海「、、と、いうのは、、。」









『これは俺個人の意見に過ぎないんだけど、俺たちは
　手を組むべきなんじゃないかなって。
　だって、両思いなんだよ？
　1年半も会ってないのに、今でもお互いを想い
　続けてる、、。
　それなのに、このまま終わって良いのかなって
　俺は思っちゃうよ。』









これは、昨日からずっと考えてたこと。

.→←協力

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す