これは運命でしょうか？ 14

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何も言えなくなってしまった俺に、「これで最後にしようね」と言い立ち上がるAちゃん。









そして、去り際には「これからも大事な海生くんのことをよろしくお願いします」と言ってお金だけ置いて海生くんと一緒にお店を出ていった。









お互い前を向いて歩き出しているけど、その形は全く違うものだとゆうことが、Aちゃんと話して俺には分かった。









翔太はAちゃんのために、アイドルとして大きくなり自信を持って迎えに行けるようにと前を向いて歩き出していて、、









Aちゃんは翔太のために、アイドルとして活動していく邪魔をしないようにともう会わないという決断をして前を向いて歩き出している。









お互いがお互いを思って前を向いて歩き出しているのに、こんなにも違くなるものなのかな、、。









いきなり突きつけられた現実に、俺はしばらくその場から立ち上がることができずにいた。









でも、俺はここで終わるような男ではない。









どうにかして、2人には幸せになってもらいたいんだ。









そしてお互いのことを幸せにできるのは、Aちゃんと翔太じゃなきゃダメなんだよ。









そう思うことによって、「Aちゃん」とゆう存在が俺にとっても大切な存在なんだと思う。









だって、2人の幸せが俺の幸せなんだから。

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