これは運命でしょうか？ 14

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翔太くん、急にいなくなったりしたごめんね。









でも、貴方のその笑顔が見れただけで私は幸せです。









いつか言った、翔太くんの幸せが私の幸せってやつだけど、今でも何ひとつ変わらないよ。









翔太くんが幸せなら、私はどうなってもいい。









貴方がアイドルとして輝き続けている間は、私があの日決断した答えは間違いじゃなかったと証明される。









ここ近年でSnowManは大きくなっていて、今も大きくなり続けている。









それを実感するたびに、翔太くんは私の手の届かないところへ行ってしまう気がする。









今までは、それでいいと思ってた。









もっともっと遠くまで行って私の中から翔太くんがいなくなっても、それはそれでいいと。









でも、実際に翔太くんを目の前にするとそんな気持ちはどんどん薄れていって、「私に気付いて」と思ってはいけないことを思ってしまう。









そして私の目に写っている翔太くんが、心の奥にしまったはずの「好き」と言う気持ちを大きくさせる。









鍵をかけたのに、その鍵をガチャガチャと鳴らすんだ。









このままじゃ、翔太くんの元へ走り出してしまいそうで怖くてなり、私はそっとその場を離れた。









まさか、こんな私の姿を海生くん以外のあの人に見られてたなんて、思ってもいなかった。

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