これは運命でしょうか？ 14

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私は冷めてしまったご飯に目線を移す。









『私が勝手に待ってただけだから、気にしないで。笑
　海生くんの分は、海生くんの部屋の冷凍庫に入れて
　おくから。笑』









海「やったー！後で美味しくいただきます。笑」









『まだ飲んでるんでしょ？
　明日も仕事なんだろうから、飲みすぎちゃダメ
　だからね！』









海「分かってるって、まったく過保護だなー。笑」









『過保護なのは海生くんの方じゃん。笑
　お酒強いからって調子に乗らないように。』









海「ははっ、はいはい分かったよ。笑」









『はいはいって、本当に分かってんのかな。笑
　いいけど、気をつけて帰ってきてね。』









海「うん、じゃあおやすみ！」









『おやすみ。』









海生くんとの電話を切った後は、冷めたご飯を電子レンジで温める。









海生くんは、翔太くんと一緒にいるのか。









少しだけ、ずるいなって思った。









前を向き始めてから初めて感じる感情だった。









ずるいとかそんなこと思っちゃダメだと首を横に振り、さっさと食べて寝ようと頭を切り替えた。









食べ終わった後は、海生くんの分のご飯をタッパーに詰めて、合鍵を使って冷凍庫へ入れに行く。









相変わらず海生くんの部屋は綺麗で、私も見習いたいです。笑









用が済んだら自分の部屋へ戻って布団に潜った。

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