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第96把 言いたくない予測 ページ49

しばらく走っていると、何か異変に気付いた。




『待ってください』




私は走る足を止める。
それに合わせて、皆も止まる。




『何か、変です』

パンダ「変だな」




どうやらパンダ先輩も気付いてたらしい。




パンダ「京都校がまとまって移動してる…悠仁とバラけた辺りだな」

『これ、京都校全員揃ってません?』




どういうことだ。二級呪霊(ターゲット)がそっちにいるってこと?
いや、それなら恵の玉犬が気付いて私達に連絡を入れるはずだ。




それに、二級呪霊に全員で挑むのはおかしい。
さっきの東堂先輩だって、見た限り単独行動だった。




虎杖、京都校全員、楽厳寺学長………上層部?




『……あの、ちょっといや〜な予測が立ったんですけど言ってもいいですか』

狗巻「しゃけ」




私は息を軽く吸い込む。




『……京都校(あの人達)、虎杖のこと殺すつもりじゃないですか?』

続編いきます。→←第95把 作戦開始



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作者名:ほむら | 作成日時:2020年11月29日 17時

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