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message ページ32

「起きろ〜」

光を揺さぶって起こす


光「んー…もうちょっと…

  …!」


まだ寝たいと言わんばかりの顔が
現状を把握して一瞬でいつもの顔になる


「起きたか?」


光「ごめん。俺…」


開口一番に謝るところが
光らしい


「問題ないよ。伊野尾もいるし…笑」


光「はは…ほんとごめん」


「もう泊まっていく?」


光「あー…」


「いいじゃん。飲みたりないだろ?
店出る時まだ飲みたいって言ってたし笑」


光「まじかよ…」



「まぁ、話したいことあるし
先風呂はいってこいよ」



光「…わりい」


すんなり俺の提案を受け入れてくれてよかった
光が準備をしている間に俺はメッセージを送る


風呂場に向かいながら話をする


「あのさ…高木の話、聞いた?」


光が足を止める

光「…うん」


「大変な事もあるけどさ、やっぱりAちゃんは…」


光「薮がそう思うなら薮が守ってよ」


振り向きもせずに俺の言葉を遮る
力強い言葉に やってしまったと思った

まさか頑固な部分がここで出るとは…

俺は…光に幸せになって欲しいだけなのに


光「…風呂借りるな」



薮「待てって…
それは俺がもらっていいって事?」



光「その方がいい。それが良いよ」



薮「…あっそ」



会話が絶え、光が脱衣所のドアを閉める



光が高木の話を聞いて
Aちゃんに対して引き気味になるだろうから
ほんの少し背中を押したかったのに…


しかも、俺はいいのかよ…



光があぁなると
ちょっとやそっとでは考えは変わらないだろう
でも、俺はどうしても変えたい…



「強行突破かなぁ…」

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裕莉(プロフ) - 彩佑実さん» すみません…外しました! (2017年9月8日 19時) (レス) id: 526ad07992 (このIDを非表示/違反報告)
裕莉(プロフ) - 瞳さん» ご指摘ありがとうございます。チェック入れてしまっているの気づいていませんでした。不快な気持ちにさせていたらすみません…。 (2017年9月8日 19時) (レス) id: 526ad07992 (このIDを非表示/違反報告)
彩佑実(プロフ) - オリフラ外して。 (2017年9月8日 16時) (レス) id: 4a3840fd47 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - オリフラ、外してください。二次創作なので。 (2017年9月8日 15時) (レス) id: 6ad02585f3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:裕莉 | 作成日時:2017年8月12日 20時

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