アイドルとアイドル Kota.Y

drunk ページ29

翌日は横浜でのラスト


俺の家族も見にくるって言ってたし
リハからメンバーのテンションも高くて
そんなみんなを見てると俺も楽しい


やっぱり最高のメンバーだ



特に光が昨日から
すごく元気で

俺にとってそれはが1番嬉しかった



本番も何の問題もなく順調に進む


さすがにこの日は光の声が震えることもなく
俺にも余裕ができてAちゃんに手を振る

気づいてもらえたっぽい
今日は全体見てるのな



ただ、さすがに3日連続の最終日は
体力的に辛い


ちょっと年齢的なものも感じながら
アンコールを楽しむ


この日は明日オフのメンバーがほとんどで
スタッフ含めみんなで飲みに行った


山田が乾杯の挨拶をしたと思えば
すぐに中身のなくなるジョッキと皿


メンバーと騒いだり
スタッフと話したりしていると時間はすぐすぎる

3時間経過したころお開きになった


光「飲み足りない〜」


「…酔ったの？」


光「酔ってない」


これ、完全にアウトじゃん？
女の子ならお持ち帰りされてるよ？


マネに光の明日の仕事が夕方からである事を確認して
俺の家に連れて帰る


「帰るぞ」


伊「酔った！」


「お前もなのか！」


見れば殆どのメンバーがほろ酔い以上


家が近い光と伊野尾を同じタクシーに乗せ
2人を俺の家に運ぶ


伊野尾はまだ意識がしっかりしていた


伊「お水貰ったら帰る〜」


絶対うちで寝るだろ…
わかっていても放っておくわけにもいかない


光を支えながら伊野尾と俺の部屋に向かった

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