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晩ご飯を食べ終えた頃
スマホが震えた
七海からのスタンプにすぐさま通話ボタンを押した
七海「もしもし〜」
「七海…」
七海「えっ予想外の暗さ…」
「私、歓迎会で何した？」
七海「山田と一緒に帰った」
「その前を聞きたいな〜」
その後の七海の話を聞いたところによると
同期で飲みだしたあたりから私は酔っ払いで
終盤、山田が来る頃には誰が見てもヤバかったらしい
七海「一人で帰るの難しそうだったから
方向一緒だからーっていう理由で山田におしつけた」
押し付けたって…
可愛い顔して言うことひどいよね…
七海「途中まで知念も一緒だったはずだけど…
で、その後どうなったの？？」
「起きたら山田ん家で死ぬほどびっくりした」
七海「まじ!?そんな上手く行くもんなのね！」
「笑い事じゃなくて…」
七海「それで、それで？
起きたら服着てない山田がいた？」
明らかに"良い展開"を期待する七海
「…似たようなもんだけど、違う」
七海「きゃーって…え？違うの？」
起きたら衣服が乱れていて
山田はやったと言うが私は覚えていないこと
気まずすぎて、無かった事にするようお願いして
山田の家を去った事を掻い摘んで話した
七海「え、それ無かったことになるの？」
「そうなのよー…
どうしたら正解だった？
体だけの関係とかあり得ないし
ほんとの事言って告った方がよかった？」
七海「どちらかと言えば…
いや、だって山田も嫌いな人と関係持たなくない？
むしろ良い感じなのかな？って思っちゃった」
「ちょっとそれも期待したけど
会話してたらめちゃ不機嫌でさ…
やったのは"私のせいだ"って言うし…」
七海「それは…謎い」
その後いくら話しても答えはでなかったけど
七海に話を聞いてもらうだけでも
モヤモヤした気持ちが小さくなった気がした
七海「とりあえず、早めに気持ち伝える方がいいかな
私ならそうする。」
「やっぱりそれかな…
気持ち誤解されたままとか嫌だし」
七海「ちょうどさ、裕翔とGWに同期で集まってBBQでもしたいなーって話してたの
早めの休みにしちゃう？」
「それは今回のことがなければ
ただただ楽しそうな案件…」
七海「じゃ決まり！
詳細決めてまた連絡するわ」
七海の行動力に感謝しながら
この日は通話を終えた
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裕莉(プロフ) - 相川あゆさん» コメントありがとうございます！亀更新で申し訳ないですが、ラストはある程度早めに書き起こせると思うので最後までお付き合いいただけると嬉しいです。 (2021年8月28日 22時) (
レス) id: 8affa1dc54 (このIDを非表示/違反報告)
相川あゆ - 楽しみにしています (2021年8月28日 16時) (レス) id: ea882a5465 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：裕莉 | 作成日時：2021年8月14日 0時
