Story6 ページ6
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ボーッと待っていると、帰ろうとする生徒何人かにチラチラ見られて、曖昧に笑って誤魔化した。
那須くん早く！！
「……お待たせしました」
周りをキョロキョロと見て、誰もいなくなったのを確認してから歩き始める。
誰かに見られたら……、
「先生、めちゃくちゃ挙動不審ですけど」
『え？そんなことないよ……』
「ほら、隣来て」
一歩下がって歩いていたのがバレて、緩められる歩調。
……目敏い。
『那須くん、なんかごめんね……優斗先輩じゃなくて』
「あぁ、別に大丈夫です。悪いのは優斗先生なんで」
そっか、と私が言って会話終了。
これ、一緒に帰る意味ある？き、きまずい！
「……さっき、」
『ん？』
「優斗先生とハルが付き合ってるって言ったでしょ？」
『そういえば』
優斗先生とハルちゃん？2個しか変わらないもんねえ、
高校だったら一年生と三年生、有り得なくもない。
「……邪魔しないであげてくださいね、春瀬先生、優斗先生のこと好きなのかもしれないですけど」
『だからなんで、私が優斗先輩のこと好きって設定なの？！』
…あぁ、違う、
那須くんがハルちゃんのこと好きなんだね？
『……なるほどねぇ、』
「なんですか？」
『別に？』
那須くん、可愛いところあるじゃん。
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清良(プロフ) - お疲れさまでした！！塾シリーズほんと大好きで、伏線というか、みんなの関係性を統一するのって大変だと思うのですが、綺麗に書かれていてすごいな、かっこいいなと思いました！Twitterやってないので、ひっそりと応援してます！ (2019年6月23日 8時) (
レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年5月18日 22時
