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優斗先生、ハルと付き合ってるから、残念だねー？、とくすりと笑った那須くん。
『は、はぁ？』
「……じゃ、さよなら！」
『ちょ、那須くん！』
私の言葉を無視して、さっさと階段を降りていく。
え、優斗先輩のこと好きだと思われてる？
……全然そんなことないんだけど。
『……はぁ、』
今日何度目か分からないため息。
もう終わりだろうから、帰ろうと塾長のところに行く。
『あの、今日って……』
「あ、うん、帰って大丈夫だよ。来週も今日と同じ時間にお願いします」
とりあえず週一回、慣れたら増やしていくからね！と言われ、ユウウツな気分になる。
でも那須くんみたいに恐ろしい子ばっかりじゃないよね？
……多分。
『お疲れ様でした、お先に失礼します』
教室を出て、凝り固まった身体を解そうととりあえず首を回した。
左を向いた瞬間、視界に入る那須くん。
ソッコーで右を向いた。
「無視は酷くないですか？」
『あ、あぁ！那須くん、まだいたんだ？』
「忘れ物、取りに戻ってきたんです」
なるほど、じゃあまた明日ね！とそそくさと帰ろう(逃げよう)とすると、左手がひんやりとした感触に覆われる。
「先生、◯◯駅使いますか？」
『え、まぁ、うん』
「じゃあ一緒に行きましょう、ここで待っててください」
勝手に帰ったら担当変えてもらいます、と脅しまがいのことを言われ取り残される。
那須くんの考えてること、とは？
首を捻るとポキポキと骨が鳴った。
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清良(プロフ) - お疲れさまでした！！塾シリーズほんと大好きで、伏線というか、みんなの関係性を統一するのって大変だと思うのですが、綺麗に書かれていてすごいな、かっこいいなと思いました！Twitterやってないので、ひっそりと応援してます！ (2019年6月23日 8時) (
レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年5月18日 22時
