Story35（last） ページ35
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___『高橋先輩、雄登くんのことで……』
「高橋先輩？雄登くん？」
『……あ、えっとですね、』
優斗先輩のことを名前で呼ぶのが嫌なので、高橋先輩に変えてください、と。
案外独占欲強いな？
「あぁ、アイツちっちぇな、」
『まあ、ちょっとヤキモチ妬きですね、』
こうして話してる間も痛いくらいに感じる視線、あなたの話をしてるんです！
「優斗先生、A先生、」
「ん？どうした？」
「……来週からもA先生がいいです、」
「公私混同か〜？」
「A先生の方がわかりやすいので……、それもありますけど」
だから、俺の引き継ぎの話をする必要はありません！と4番ブースに向かって腕を引っ張られる。
幸いこの時間は生徒が少ないから、他の生徒から見られることはなかった。
『雄登くん、』
「……先生、ダメですよ、あんまり優斗先生と仲良くしちゃ、」
ハルじゃなくて、俺がヤキモチ妬きますから、と唇を尖らせた。
いつから、雄登くんのそれが私に対してのものに変わったのか、考えてみたけれど分からなくて。
『ね、いつから、好きだったの？』
「……そんなの知りません、先生なんですから自分で考えてください、それより、先生は俺のことどれくらい好きですか？」
答えられませんとは言わせません、と意地悪くわらった。
4番ブースの恋、fin.
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清良(プロフ) - お疲れさまでした！！塾シリーズほんと大好きで、伏線というか、みんなの関係性を統一するのって大変だと思うのですが、綺麗に書かれていてすごいな、かっこいいなと思いました！Twitterやってないので、ひっそりと応援してます！ (2019年6月23日 8時) (
レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年5月18日 22時
