Story34 ページ34
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じゃあ邪魔になるのでお先に！と塾に入っていくハルちゃん。
取り残される私と雄登くん。
ひーくんの言葉に目をぱちぱちとさせて、固まっていると、隣から不機嫌な声が聞こえる。
「A先生、何顔赤くしてるんですか」
『べ、別に』
赤くしてないよ！と頬をぺたぺたと触ると、……ううん、ちょっと熱いかも。
だってひーくんにそんなこと言われたことなかったもん。
「先生、100点取ったからいいんですよね？」
『……うん、』
「先生、俺先生のこと好きです」
ぐんと急上昇、
やっぱりドキドキさせられるのは雄登くん。
『……私も、雄登くんのこと好きだよ』
雄登くんに手を取られ、ぐっと引き寄せられかけたところで、我に返る。
『あ、ちょ、そういえばここ！』
「……塾のすぐ近くでしたね」
慌てて離れて、二人で塾に入る。
サラッとやり取りが終わっちゃったけど、
ちらりと雄登くんの方を見ると、同じくこちらを見ていたのか、目が合った。
『っ、』
「なんですか、」
余裕そうに笑って、置いていきますね、と先に教室に向かっていく。
咳払いをして誤魔化して、背筋を伸ばす。
『……お疲れ様です、』
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清良(プロフ) - お疲れさまでした！！塾シリーズほんと大好きで、伏線というか、みんなの関係性を統一するのって大変だと思うのですが、綺麗に書かれていてすごいな、かっこいいなと思いました！Twitterやってないので、ひっそりと応援してます！ (2019年6月23日 8時) (
レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年5月18日 22時
