Story33 * hidaka ページ33
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___「ほらな！」
「浮所くん期待を裏切らないよね……」
「ううう……」
那須とハルちゃんと三人で帰る。
帰るといっても那須とハルちゃんの行先は塾だけど。
見事100点を取った那須はドヤ顔で見せつけてくるし、……はぁ、最悪だ。
『あ、お揃いで……？』
「Aちゃん！」「Aせんせ、」
那須くんと若干ハモる。ハルちゃんは楽しそうにニコニコ見ている。
ニコニコしないで！この状況笑えないんだから！
『雄登くん、テスト返ってきた？ひーくんも、ハルちゃんもどうだった？』
「……ノーコメントで」「……優斗先生には言えません」
「俺は100点でしたよ！」
うるさいなあ！Aちゃんもバカ、嬉しそうにしないでよ！
……そっかあ、失恋か、
Aちゃんに彼氏が出来たこと今までも当然あったんだけど、やっぱり相手が同級生だから尚更ショックが大きいや。
「……俺帰る」
『ひーくん？』
「那須とお幸せにね！かたっくるしくて嫌になったら俺がAちゃんのこともらうから！」
そう言い残して、そそくさと家に向かう。
今までずっと可愛い弟のフリしてたから、ちょっとだけスッキリしたかも。
一瞬振り返った時に見えたAちゃんが、驚いたように固まっていたから、
……ま、その顔が見れたからいいか。
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清良(プロフ) - お疲れさまでした！！塾シリーズほんと大好きで、伏線というか、みんなの関係性を統一するのって大変だと思うのですが、綺麗に書かれていてすごいな、かっこいいなと思いました！Twitterやってないので、ひっそりと応援してます！ (2019年6月23日 8時) (
レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年5月18日 22時
