Story28 ページ28
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___「せんせー、質問があるんですけど」
声をかけられたのは、ハルちゃん、
優斗先輩の彼女で、那須くんの好きな女の子。
え、何か怒らせるようなことした？安心してください！優斗先輩のことはまったく！好きじゃないので！
「……ゆうとくんのことです」
こそりと耳打ちをされ、思わず背筋が伸びる。
『な、何かな？』
「あ、ゆうとくんって言っても那須くんですよ？優斗先生のことは今どうでもいいです」
優斗先輩ハルちゃんの発言に瞳孔開いてガン見してきてるけど。
心の中でどんまいです……と励ましの言葉を送って、ハルちゃんに着いていく。
「先生、雄登くんのこと好きですか？」
『は？！』
なんてことを聞いてくるんだ！
イマドキの女子高生って恐ろしい、……自分も去年まで女子高生だったけど。
「今授業中ですよ」
『……あ、』
隣に視線をやると、井上先生と龍我くんが驚いた顔でこちらを見ていた。
『す、すみません！』
慌てて口を手で抑えたけどもう遅い。
二人は笑ってくれたからいいけど、そうだったここは塾だった。
「全然アリだと思いますよ？先生と那須くん」
『……それはさ、』
わたしと優斗先輩を遠ざけたいから？それとも那須くんの想いをどうにか他に向けさせたいから？
前者ならまだいいけど、後者なら怒るよ？
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清良(プロフ) - お疲れさまでした！！塾シリーズほんと大好きで、伏線というか、みんなの関係性を統一するのって大変だと思うのですが、綺麗に書かれていてすごいな、かっこいいなと思いました！Twitterやってないので、ひっそりと応援してます！ (2019年6月23日 8時) (
レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年5月18日 22時
