Story25 ページ25
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どうにか、平然としているフリをして。
真剣にホワイトボードを見つめる那須くんから目を逸らす。
時々、こちらに視線を向けて頷いてくれるから、心臓に悪い。
「……ところで先生の好きな人の話って、」
『その話はこの間終わったでしょ！』
「結局聞いてないです」
『……ひーくんからも？』
ひーくん、私の幼兼那須くんの友達の名前を出すと、むっとしたように唇を尖らせる。
何その顔、……可愛いんですけど。
「ひーくんって呼んでるんですね、」
『まさにひーくんって感じじゃん、犬みたいで』
昔は私の後ろをついてまわる小型犬だったのに、今ではべたべた人懐っこい大型犬になってしまったけれど。
ふうん、とつまらなそうに言って、俺も名前で呼んで欲しいです、と恥ずかしそうに。
『優斗先輩と被っちゃうじゃん』
「じゃああっちを高橋先輩呼びに変えましょう」
あっち、って！キミたち仲良かったよね？
ああでもやっぱり、ハルちゃん関連で確執はあるんだっけ？
……そっか、那須くんはハルちゃんが好きなんだ。
やっぱり同級生が良いもんね、ひーくんの年上好きなのとは違う。
『やだよ、那須くんは那須くん』
「……じゃあ、提案です」
那須くんが人差し指を立てた。
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清良(プロフ) - お疲れさまでした！！塾シリーズほんと大好きで、伏線というか、みんなの関係性を統一するのって大変だと思うのですが、綺麗に書かれていてすごいな、かっこいいなと思いました！Twitterやってないので、ひっそりと応援してます！ (2019年6月23日 8時) (
レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年5月18日 22時
