Story20 ページ20
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ズキズキ痛む足を引きずりながら、家までダラダラと歩く。
すると、すかさず現れた、
「疲れたAちゃんをお迎えにあがりました！スーパーヒーローひーくんです！」
『……え、』
「ちょっと！ドン引きしないでよ！」
自転車に寄りかかりながら、コンビニの前で立っていたのは(自称)スーパーヒーローのひーくんだった。
でもこの状況で現れてくれたのは本当にスーパーヒーローかも。
『あ〜！ひーくん好き！』
「へ、？！」
スーツを着た女が年下の男の子に抱き着くなんて犯罪だって言われても知らない！
とにかく！癒されたいの！
遠慮がちに背中をとんとんと叩かれ思わずじわりと滲んでくる涙。
ずずっと鼻水をすすると驚いたように私の顔を覗き込む。
「Aちゃん、大丈夫？」
『ひーくんの顔みたら安心した、よし、スーパーヒーローさん帰ろ』
ひーくんの腕を引いて歩こうとすると、踵の靴擦れに気付いたのか、足を指差して鞄を取り上げられた。
「あれ、また靴擦れしてる」
『またって、』
「この間もしてたでしょ、」
はいはい怪我人はここに乗ってください、と軽々と持ち上げられサドルに私を乗せる。
「Aちゃんスカートだから俺自転車引いてあげる」
え、なんだこれ！至れり尽くせり！
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清良(プロフ) - お疲れさまでした！！塾シリーズほんと大好きで、伏線というか、みんなの関係性を統一するのって大変だと思うのですが、綺麗に書かれていてすごいな、かっこいいなと思いました！Twitterやってないので、ひっそりと応援してます！ (2019年6月23日 8時) (
レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年5月18日 22時
