Story13 ページ13
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___『こ、こんにちは』
「こんばんはの時間だと思うんですけど」
授業開始数秒、ぐさり、那須くんに刺された。そ、そうだけどみんなこんにちは！って言ってるじゃん、那須くんホントに私のこと嫌いだね？！
ああはい、すみませんね、こんばんは、と訂正すると、まあみんなこんにちは、って言うんですけどね、と笑う。
優斗先輩ーー！！那須くんのことイイヤツって言いましたよね？そんなことないです、この子めちゃくちゃ性格悪い！
『……じゃあ、授業始めます』
「早速質問いいですか？」
付箋が幾つも付けられた参考書、開かれたノートにはびっしりと数式が書き込まれていて、那須くんの真面目さが分かる。
性格は悪そうだけど、きっとかなり努力家で真面目なんだろう。
ゴツゴツとした手のひらのまめもきっと野球の練習を一生懸命してる証だ。
『うん、どうぞ』
「ここです、多分優斗先生ならわかんないですね」
サラリと優斗先輩をディスりつつ、難！とマークが付いた問題を提示してくる。ニヤリと口角を上げて、分かります？と首を傾げる。
絶対確信犯、私がわからないんだと思っているんだろう。那須くんからの洗礼を受けているようだ。
『……えっ、と、』
頭をフル回転、もしここで解けなかったら一生ナメ続けられるんだろう。そんなの絶対嫌、ムカつくもん。
『ここは、……』
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清良(プロフ) - お疲れさまでした！！塾シリーズほんと大好きで、伏線というか、みんなの関係性を統一するのって大変だと思うのですが、綺麗に書かれていてすごいな、かっこいいなと思いました！Twitterやってないので、ひっそりと応援してます！ (2019年6月23日 8時) (
レス) id: 7cb81e8898 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アオ
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=blueao5&scr=novel/jeyuto01...
作成日時：2019年5月18日 22時
