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7話 ページ8

A視点




んー。


店主「どれにするんだい?



坊ちゃん」


貴『あー、このラムネを10本と琥珀糖10箱、日本酒を5本くれ』



そう言うと、店主はギョッとした表情をした。





店主「いいのかい?


そんなに・・・」



ああ、俺がまだ若いからそんな金がねぇって思ってんのか?




貴『別に構わない。



今日は引越し祝いでな・・・。



少しでも贅沢をさせてやりたいんだ』



そう言うと、



店主「くぅーーー!!!



泣かせてくれるねぇー!



酒は無理だが、ラムネ三本、琥珀糖を特別に2箱、タダにしてくれ!!!」




は?


貴『何を言ってるんだ?



砂糖菓子は高級品だろ。


そんなことしたら、大赤字だろ』



店主「別にそんくらいはいい。



すぐに取り返せるからな」



そう店主は言った。



貴『なら、お言葉に甘えよう。



ありがとうございます』



店主「全然構わないぜ!



こちらもありがとうな」




ここの店主は気前がいいな。




また、累と一緒に来よう。




そう思っていると、会話が聞こえた。




「聞いた?あの話・・・」



あの話?



「聞いた聞いた。


愛影さんの娘さんが目を覚まさないんですってね」



てことは、昏睡状態ってことか・・・。



「そうなのよ。


さすがに心配になるわよね」



そりゃな・・・。



「でも、他の家庭でもあるらしいわよ」




てことは、鬼の仕業しかないな・・・はぁ・・・。




「いやだわ。


怖いわね」




鬼よりも人間が怖いがな・・・。



そいつも、自分の考えで動いてるんだよな。



夢の中が幸せだから、夢を見さすんだろうな。






まぁ、全てがそうは思わないがな。




さて、そいつを見つけてしまった方が早いな。





鬼狩りに見つかってしまえば、そいつは切られてしまい。





しまいには、そいつを切ったことで有意義感に浸るのだろうな。




鬼も人間も同じだというのに・・・。



はぁ、取り敢えず救えるものは救ってしまおう・・・。




貴『すみません。


その噂の元凶となったのは何処の近くですか?』


「あら、色男だ事。


あんた、行かない方がいいよ。


あんたも、寝たっきりになってしまうよ」



「そうよ。


でも、確か・・・。


森に近かったかしらね」



「そうだ。



愛影さんの娘さんも、森に行ってそうなったって聞いたね。


それ以来、森に近づかせてないけど・・・」



「早く、安心したいわね」




貴『俺が、見てくるんで』

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流星 - とても面白くてウルッと来る作品で最初からずっと食い入るように読んでました!!続編楽しみに待ってます! (2023年5月1日 17時) (レス) @page50 id: 650a6b2ab9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年9月18日 17時) (レス) @page50 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
もちを愛す者 - あらやだ!!BLじゃないの~!(オカマ)お姉さん大好物よ~!← (2020年8月7日 4時) (レス) id: edd235e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
- この作品とても面白いですね、最高です^ - ^ 続き楽しみにしてます 更新頑張って下さい、応援してます(^-^) (2020年5月7日 1時) (レス) id: ffca10f92f (このIDを非表示/違反報告)
イロナツ(プロフ) - たっ、炭治郎!?お前、それはBL展開に成るからやめろ! (2020年5月4日 15時) (レス) id: 7e1b00660a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月蝶ルーナ | 作成日時:2020年4月11日 16時

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