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40話 ページ44

続き


貴『失礼します』




そう言って、アイツは歩いていったが



俺の前には魘夢っていう鬼が居る。




「んだよ」




魘夢「A様を信用してくれて構わないよ」



何を言い出すと思いきや。




魘夢「A様は、確かに規格外の方です。




僕はA様に救われました。


累も一緒だと思います。






鬼であった僕達に存在意義をくれたのは、紛れもないA様だから。




貴方は何にイライラしてるの?




A様は、話をきちんと聞いてくれる。



だから話をするだけでもいいから、してみなよ。






まぁ、鬼嫌いの貴方に言っても伝わるかは分からないけど。




おすすめはしますよ」





「お前は、なんでこっちに着いた」




魘夢「僕は、元下限の壱です。




累も元下弦の伍です。


今更、人を喰ってたって事は無しにはならない。




なら、今出来ることを精一杯やることです。






A様は僕達にとって生きるためのことだと言ってくれてました。



人間も命を貰い生き抜いてるからと」



・・・・・・。



魘夢「人間も悪魔の様な方がいます。



何故鬼だけが、駆除の対象なのかそれすらも分からなかったです。



ただ、僕は夢見心地ならばそれで良かったですから。



でも、僕は今のままが楽しいですから。







もう何も、迷いはありません。





良かったら、屋敷に来てください。





相談事ならA様が聞いてくれますから」



そう言って、去っていった。




はっ。なるほどな。




そういう事か・・・。




なら、認めるしかねぇじゃねぇか・・・。





アイツらは信用しよう。




そうと決まれば、お館様に相談しないとな。




卒倒すっかな?



ガシガシ


ま、ここで考えてても始まらねぇか。




魘夢「あ、まだ居た」



あ?


「なんの用だよ」




魘夢「はい、これ」



ん?これは、おはぎ。




魘夢「A様が、不死川さんはおはぎが好きそうだから持っていけって。




これ食べて元気だせって」



アイツ・・・。



「ちっ。しょうがねぇから貰ってやるよ。





ありがとう。って、伝えといてくれ」




魘夢「はい」


そう言って去ろうとした。




「あ、それと」



すかさず俺は、




「お前らのこと、認めるからな」



そう言って、俺は去った。





魘夢「・・・え?」



アイツが困惑してる事を知らずに。




さて、お館様に報告だな。



後日談


あんなに他の柱が来てるとは思わなかった。

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流星 - とても面白くてウルッと来る作品で最初からずっと食い入るように読んでました!!続編楽しみに待ってます! (2023年5月1日 17時) (レス) @page50 id: 650a6b2ab9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年9月18日 17時) (レス) @page50 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
もちを愛す者 - あらやだ!!BLじゃないの~!(オカマ)お姉さん大好物よ~!← (2020年8月7日 4時) (レス) id: edd235e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
- この作品とても面白いですね、最高です^ - ^ 続き楽しみにしてます 更新頑張って下さい、応援してます(^-^) (2020年5月7日 1時) (レス) id: ffca10f92f (このIDを非表示/違反報告)
イロナツ(プロフ) - たっ、炭治郎!?お前、それはBL展開に成るからやめろ! (2020年5月4日 15時) (レス) id: 7e1b00660a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月蝶ルーナ | 作成日時:2020年4月11日 16時

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