検索窓
今日:5 hit、昨日:9 hit、合計:70,680 hit

3話 ページ4

A視点



今目の前で・・・。




累「わー!!」




セイラン「ガウ!!」



ハクラン「ガウ」



ぺろぺろ



累「2匹とも〜!あははっ!!



くすぐったいよ〜!笑」





愛らしいな。



流石、俺の家族。




累にも笑顔が増えてきた。


貴『ふっ。累を連れてきてよかった・・・か。




くくっ』



心地良いな・・・。



俺は雲も無い晴天な空を見上げ、手を伸ばした。




貴『この生活が、長く続けばいいのにな・・・。


ふっ、俺がこんなに絆されるとは・・・。





不思議な子(鬼)だよ、累・・・』




そんな累を気に入ってる自分は、末だな。




そんなのも悪くないがな・・・。ふっ




累「A様〜!!」





タタタッ





ギュー




貴『おっと・・・。



どうした?累(優しい眼差しで)』






累「ううん。

ただ、A様に抱きつきたかっただけ!!




えへへ」





ふふっ




貴『愛らしいな、お前は・・・』





累「A様のおかげだよ。



僕、A様のところに来れて良かった!




僕を家族にしてくれてありがとう!!



僕、絶対絶対・・・A様を守るからね!!」




ああ・・・。




貴『ありがとう、累』





こんなにも暖かい・・・。





貴『累』




累「ん?」




貴『琥珀糖を食べようか』



累「で、でも・・・」



累は鬼だ・・・。


普通の食べ物を受けつけぬのだろう。



だが・・・





貴『少しずつ、慣れていけばいい・・・。




累、お前達鬼は悲しい生き物だが人間もまた悲しい生き物だ・・・。






人は自分とは違う異質なものを見ると、怖がり恐れる・・・。






それが、同じ人間だとしてもだ・・・。





累、考え方は人それぞれだがお前達は自分が生きるためにしていることだ・・・。



それが、悪だとは言わない。



そうすれば、人間もまた動物からしたら悪だからだ・・・。









累、お前は今を生きそして、慈悲を覚えなさい・・・。




そうすれば、皆お前に手を貸すだろう。







お前は、優しい子だ・・・。




それもまた、愛だ』




累「間違ってない?」



貴『間違っていた部分もあるだろう。


だが、そうしなければお前は壊れていた・・・。


お前は元気な体を得た代わりに、人としての体を捨てた・・・。


それは、褒めたことではない・・・。


が、お前が決めたことを誰も否定しないよ。



お前の親も・・・


お前を守りたくて、ああいう行動に出たんだろう』

4話→←2話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (78 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
147人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 男主 , 攻め主
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

流星 - とても面白くてウルッと来る作品で最初からずっと食い入るように読んでました!!続編楽しみに待ってます! (2023年5月1日 17時) (レス) @page50 id: 650a6b2ab9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 続きが速く見たいです (2022年9月18日 17時) (レス) @page50 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
もちを愛す者 - あらやだ!!BLじゃないの~!(オカマ)お姉さん大好物よ~!← (2020年8月7日 4時) (レス) id: edd235e4c2 (このIDを非表示/違反報告)
- この作品とても面白いですね、最高です^ - ^ 続き楽しみにしてます 更新頑張って下さい、応援してます(^-^) (2020年5月7日 1時) (レス) id: ffca10f92f (このIDを非表示/違反報告)
イロナツ(プロフ) - たっ、炭治郎!?お前、それはBL展開に成るからやめろ! (2020年5月4日 15時) (レス) id: 7e1b00660a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月蝶ルーナ | 作成日時:2020年4月11日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。