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首を横に傾けて上目遣いをする喜八郎に「ん"っ」と言葉を詰まらせる。こいつ…自分が何してるのか分かってやってるんだよね？そしてそれに私が弱いことも分かっててやってるんだよね？！
「これが、さ、最初で最後だからね…」
喜八郎『はぁい』
『あー』と口を開けて待っている喜八郎に、白玉と寒天を匙に掬うと少し震える手で彼の口へと運ぶ。
みんなが見ている前で食べさせるのも恥ずかしいし、私が使ったあとの匙で食べさせるのも恥ずかしいんだけど！
口をきゅっと結び羞恥に耐えるが、それでも頬に熱が帯びてしまうのは仕方がないことだ。
喜八郎『あー…む。んーもごもごもごもご…』
「口の中の物が無くなってから喋りなさい」
喜八郎『…ありがとうございまぁす。とぉっっっても美味しいです』
確かに美味しいけどそんなに力を込めて言わなくても良いんじゃ…いや、それ程喜八郎には美味しさが刺さったのかもしれない。あんなに目をキラキラとさせてたもんね。
満足そうな喜八郎の両隣で、まるで待てと言われている犬のようなタカ丸くんと守一郎が私をじっと見つめていた。
やな予感…
守一郎『俺の草餅もあげるので、俺にもあんみつ食べさせてください！』
タカ丸『僕も僕も〜。僕のお団子全部あげるからAちゃんにあーんってして欲しいなぁ』
やっぱりね！
守一郎は単純にあんみつが食べたいだけかもしれないけど、タカ丸くんは食べさせてくれって言ってるし！
嫌な予感は見事に的中してしまった。そして私の両隣からも痛いくらいの視線を感じたので先手を打つことにした。
「だめ！今日は食べさせてあげるのはもう閉店！自分で食べるならあげる！」
顔の前で両腕を交差し×の形を取る。
これ以上恥ずかしい思いしたくないもん！
三木ヱ門『喜八郎の奴…いつも良いとこどりしやがって〜…』
滝夜叉丸『全くだ…そうだ。では、こうしましょう。私の羊羹をAさんに食べさせて差し上げます』
「え？！いや、それもちょっと…」
三木ヱ門『いやいやいや！私の羊羹の方が美味しいですよ。さぁ、どうぞ』
「いや、だから…」
タカ丸『あ、じゃあ僕のも〜』
守一郎『俺のも！』
喜八郎『みんな子供だな〜』
滝夜叉丸・三木ヱ門『お前は黙ってろ！』
「ね、ねぇ…あんまり騒ぐと…」
店員『コラー！あんたたち！店の中で騒ぐんじゃないよ！！』
ほらね〜！！！！
ーーーーー
夜中に書くとダメだな〜テンションが(笑)
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あい(プロフ) - またいつでもいいので風魔流忍術学園も出してほしいです (2022年4月3日 14時) (
レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - りっかさん» 最終回までお付き合いするつもりです！！ スタイルめっちゃ良いの羨ましい (2022年4月3日 10時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - あいさん» 背高すぎじゃないですか？笑 あとスタイルよすぎw くの一回もう少し増えて欲しいですよね(^q^)ありがとうございます！とりあえずありきたりな話で申し訳ないんですが、お付き合い頂けると嬉しいです( ˇωˇ ) (2022年4月3日 9時) (レス) id: 0377dfb93e (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 私もゆきちゃん達が乱太郎より年上だとは、、でもよく見たら背がね、、www くのいち大好きなんですよ 可愛いから 可愛いすぎて爆発する、、 今回も面白いです いつも楽しみにしてて明日学校とか頑張ろうって思います 続き待ってます (2022年4月1日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - 兵庫さん» ありがとうございます(´∀｀*)幸せであって欲しいです本当に〜私が幸せにします(なんのこっちゃ)引き続き宜しくお願い致します(*´∀｀*) (2022年4月1日 20時) (レス) id: 0377dfb93e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りっか | 作成日時：2022年3月14日 21時
