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「良いんです、別に。慣れてますから」

口を尖らせながらあからさまに不機嫌ですという顔をしていると慌てた様子で謝罪をされる。

諸泉『す、すみません…!決して悪気があったとかそういう訳では…』

彼のその様子が少しおかしくて笑ってしまった。

「ははっ、諸泉さん慌てすぎですって。冗談ですよ、冗談」

諸泉『っ、ぅ!』

山本・高坂『(なるほど…これは確かに惚れても仕方ないか)』

慌てた様子で口元を頭巾で覆う諸泉さんを見て首を傾げた。
すると、目の前にいた三人が急に鋭い目付きになると同時に、私と雑渡さんを囲むように立つ。その異様な空気感に思わず雑渡さんの袖をぎゅっと掴んでしまった。

雑渡『…大丈夫だよ』

他の三人とは違ってどこか余裕の雑渡さん。
不意に茂みの奥からガサガサと音が聞こえてきてその音がだんだん近付いてくる。
なに?!イノシシ…それとも敵…?不安に思っていると、茂みから現れた人物に目をぱちくりとさせてしまった。

「い、伊作くん?!」

なんと伊作くんが居たのだ。私はてっきり今日は保健委員会の当番とばかり思っていたので驚いてしまう。
しかしそれは彼も同じのようで私たちを見るなり目をまん丸くしていた。

伊作『え、あ、Aさん?!ど、どうしてこんなところに…って、タソガレドキ忍軍のみなさんも…』

雑渡『やはり君だったか』

雑渡さんは誰が近付いてくるのか分かっていたようで目を細めた。
伊作くんの背中を見ると、籠の中に薬草がたくさん積んであったので薬草採りに行っていたのだろう。

留三郎『Aー!どこだー!!』

文次郎『Aー!』

留三郎『なんっでお前もこっちに来るんだよ!』

文次郎『やかましい!お前こそ何でこっちに来るんだ、あっち行け!』

留三郎『ふざけるな!こっちにAが居そうだから俺が捜してるんだろうが!』

文次郎『だいたいお前が曲者を逃がしたりするからこんなことになってるんだろうが!』

留三郎『曲者と戦ったことがないお前に言われたくねぇ!』

文次郎『なんだと!?曲者に負けたお前に言われたくないわ!』

留三郎『だったらここで勝負だぁ!!』

文次郎『いいぞ、勝負つけてやる!』

「あ…」

伊作『この声は…留三郎と文次郎?』

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あい(プロフ) - またいつでもいいので風魔流忍術学園も出してほしいです (2022年4月3日 14時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - りっかさん» 最終回までお付き合いするつもりです!! スタイルめっちゃ良いの羨ましい (2022年4月3日 10時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - あいさん» 背高すぎじゃないですか?笑 あとスタイルよすぎw くの一回もう少し増えて欲しいですよね(^q^)ありがとうございます!とりあえずありきたりな話で申し訳ないんですが、お付き合い頂けると嬉しいです( ˇωˇ ) (2022年4月3日 9時) (レス) id: 0377dfb93e (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - 私もゆきちゃん達が乱太郎より年上だとは、、でもよく見たら背がね、、www くのいち大好きなんですよ 可愛いから 可愛いすぎて爆発する、、 今回も面白いです いつも楽しみにしてて明日学校とか頑張ろうって思います 続き待ってます (2022年4月1日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - 兵庫さん» ありがとうございます(´∀`*)幸せであって欲しいです本当に〜私が幸せにします(なんのこっちゃ)引き続き宜しくお願い致します(*´∀`*) (2022年4月1日 20時) (レス) id: 0377dfb93e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:りっか | 作成日時:2022年3月14日 21時

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