【忍たま】事務員兼何でもお助けピンチヒッター係って何だよ？！その４(春編)

4-5(2023/07/14 訂正) ページ6

5年生 side

兵助「はぁ〜…」

勘右衛門「どうしたの、兵助」

兵助「…Aさんの割烹着姿、可愛かったな〜って思ってさ」

三郎「分かるぞ、兵助。あれは、こう、なんと言うか…心にグッとくるものがあった」

兵助「三郎…！分かってくれるのか…！あと、まだ少し控えめにお願いしてくる姿も可愛らしいというかなんと言うか…」

八左ヱ門「ほんっと、兵助は音無さんの事になると豆腐と同じで周りが見えなくなるよな〜」

兵助「逆に聞くけど、八左ヱ門と勘右衛門が何故Aさんにあまり関心がないのか俺には分からない」

八左ヱ門「関心ないことは無いと思うんだけど…ただ、なんて言うか…そういうのは良く分かんないからさ」

勘右衛門「俺も八左ヱ門と同じかな〜。色んな意味で気になるは気になるけどって感じ？」

雷蔵「まぁ、それは人それぞれだろうし」

八左ヱ門「あ、そう言えば、孫兵が音無さんのことデートに誘ってたような…」

兵助・三郎・雷蔵
「え？！それどういうこと？！」

八左ヱ門「げっ…言わなきゃ良かった…」

雷蔵「それで、Aさんは何て？」

八左ヱ門「音無さんが返事する前に俺が引き離してうやむやになってたから、その後のことは知らないけど」

三郎「ちなみにその時のAさんの反応は？」

八左ヱ門「あー…顔真っ赤にしてたかな」

兵助「Aさんは分け隔てなく皆に優しいから、仕方ないことではあるけど…やっぱり俺も少しは行動に出なくちゃいけないな」

勘右衛門「いや、お前はもう充分行動に出てると思うぞ」

兵助「え、そうかな？じゃあ、もっともっと行動に出るよ！」

勘右衛門「いやだからそんな事したら嫌われるぞって！」

雷蔵「(僕も迷ってる暇なんてないな…行動に出なきゃ何も始まらない)」


他の学年に対してはバリバリな競争心あるのに、同学年に対しては仲間意識の方が強い5年生なのでした☆


5年生 side end

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