検索窓
今日:1 hit、昨日:41 hit、合計:69,568 hit

4-29 ページ30

小平太『……………』

「どうしたの?」

じーっと小平太が無言で私を見つめてくる。不思議に思い尋ねると、彼は私の体を指さした。

小平太『A、服がはだけているぞ』

「え?…っ、だから!丁寧にして欲しいんだよ!もう!!」

指摘されて自分の体を見ると、帯が解れ胸元が見えそうになっている。加えて太ももも大きく見えており軽い露出狂だ。慌てて胸元と足を隠すようにする。

小平太『Aはやっぱり綺麗だな!』

「言ってる場合か!」

なんも悪びれもなく笑う彼にグワッ!と反抗してしまう。

ユキ『Aさ〜ん!私たちが壁になるので着替え直してください!』

トモミ『も〜…七松先輩ったら周りには男子が多いのになんてことを!』

シゲ『皆でAさんをお守りするでしゅ〜!』

一部始終を見ていたであろうくの一教室の皆が集まってきてくれて私を取り囲んでくれる。

「うぅ…ありがとう…ほんとにありがとう…!」

トモミ『Aさんの肌を見ていいのは女子だけなんだから!』

ユキ『そうよ!何で野蛮な男子に見せなくちゃいけないのよ!』

シゲ『Aさん、今のうちに着替えちゃってください!』

出来れば女子にも見せたくはないけど…まぁ、いいや。
私はとりあえずさっさと着直した。
髪の毛もタカ丸くんにせっかく髪結いしてもらったのにぃ…うぅ…助けてもらったからあまり言えないけど…。

「ユキちゃんたち本当にありがとう…あぁ、髪の毛もぐちゃぐちゃだぁ…」

タカ丸『そうだろうと思って来たよ。さ、Aちゃんここに座って座って〜』

「ひょっ…!た、タカ丸くん…!」

4-30→←4-28



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (96 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
116人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

りっか(プロフ) - 銀蘭さん» ありがとうございます!ありがとうございます!ここまでお読み下さって本当にありがとうございます( ´:ω:` )本音言うとコメントお待ちしておりました(笑)お褒めの言葉で胸がいっぱいです!これからもどうぞよろしくお願いいたします!! (2022年1月23日 12時) (レス) @page48 id: 0377dfb93e (このIDを非表示/違反報告)
銀蘭(プロフ) - 読み切ってしまった…!!!。゚(゚´ω`゚)゚。すごく面白くて、幸せになります…!これからも応援してます!頑張ってください! (2022年1月23日 9時) (レス) @page44 id: 24ba71a32a (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - あいさん» ああああありがとうございます!!!!!!涙ちょちょ切れます!!!!初コメントでテンション爆上がりです😭😭これからも励みに頑張りますのでよろしくお願いいたします!! (2022年1月21日 20時) (レス) id: 0377dfb93e (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです!! 更新頑張ってください! 応援してます (2022年1月21日 17時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りっか | 作成日時:2022年1月15日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。