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どうしようかと頭をフル回転していると、突然の浮遊感に驚きの声を上げる。
誰かに持ち上げられていると分かるのに時間は掛からなかった。
「うひゃお?!」
小平太『A!私と一緒に走るぞ!』
「こ、小平太?!ま、待って…走るって何…?」
嫌な予感しかしないんだが!
小平太『細かいことは気にするな!いけいけどんどーん!』
そう言うと小平太は私を担ぐように抱くとそのまま勢いよく走り出す。先程とは違う浮遊感と疾走感が体を襲ってきて、思わず小平太の背中をぎゅっと掴む。
ほらやっぱりぃぃ!これ一緒に走るなんて言わなくない?!
「ひぃっ?!こへいたぁああぁあああぁ!おおぉぉろおおぉしぃいいぃてええぇえ!!」
小平太『いけどんいけどん!いけいけどんどーん!』
ひぃぃ!聞こえてない!
伊作『小平太…と、Aさん?』
留三郎『何やってんだあいつ…』
あ、目が回る…気持ち悪いぃ…
ぐわんぐわんと頭が揺れて食べたものが上がってきそうになった時、急に小平太が止まった。
小平太『よし、ここでいいだろ。A大丈夫か?』
そう言って私を地面にゆっくりと降ろしてくれる。平衡感覚が定まっていない状態で降ろされたので軽くよろけてしまい、それを小平太が支えてくれた。
「だ、いじょぶ…もしかして…助けてくれたの…?」
小平太『ん?Aが困っているようだったからつい!悪いな』
彼は彼なりに孫兵くんに迫られて困っていた私を助けてくれたようだ。
すごい大雑把だったけど、小平太の優しさを感じる。
「ありがとう。…でも、もう少し丁寧にして欲しいよ…」
小平太『まぁ、細かいことは気にするな!』
いや、そこは気にして!
ニカッと笑う小平太を前に悪気がないのが分かるので、まぁいっかとなってしまう。
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りっか(プロフ) - 銀蘭さん» ありがとうございます!ありがとうございます!ここまでお読み下さって本当にありがとうございます( ´:ω:` )本音言うとコメントお待ちしておりました(笑)お褒めの言葉で胸がいっぱいです!これからもどうぞよろしくお願いいたします!! (2022年1月23日 12時) (レス) @page48 id: 0377dfb93e (このIDを非表示/違反報告)
銀蘭(プロフ) - 読み切ってしまった…!!!。゚(゚´ω`゚)゚。すごく面白くて、幸せになります…!これからも応援してます!頑張ってください! (2022年1月23日 9時) (レス) @page44 id: 24ba71a32a (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - あいさん» ああああありがとうございます!!!!!!涙ちょちょ切れます!!!!初コメントでテンション爆上がりです😭😭これからも励みに頑張りますのでよろしくお願いいたします!! (2022年1月21日 20時) (レス) id: 0377dfb93e (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - これすっごく面白いです!! 更新頑張ってください! 応援してます (2022年1月21日 17時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りっか | 作成日時:2022年1月15日 9時