【忍たま】事務員兼何でもお助けピンチヒッター係って何だよ？！その17(夏編)

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第三協栄丸『さぁ〜みんな！宴を盛大に楽しんでくれ！』

第三協栄丸さんの言葉を皮切りにどんちゃん騒ぎな宴が始まった。
私はくの一教室のみんなと共に鍋を囲んでご飯を食べている。

「ん〜〜〜〜〜〜〜！！！！」

海鮮鍋の具をこれでもかと口に頬張り美味しさを噛み締めていた。
こんな美味しい海鮮鍋を食べれるなんて本当に幸せすぎる！
現代だったらおいくら万円だよ！！…って思ったの何度目だろう。

全員『(あ〜…可愛い)』

ユキ『Aさん、まだまだあるのでたぁ〜くさん食べてくださいね！』

トモミ『お皿貸してください！よそって差し上げます！』

シゲ『しんベヱ様の食べっぷりも良いですけど、Aさんの食べっぷりも良いですね〜！見ているこちらが幸せになります！』

さっきからみんなが凄い甘やかしてくれるのは何故だろう？
それにすっごい見られてる気がするし…ま、いっか！気にしないで食べよう！！

「トモミちゃんありがとう。でも私ばかり食べてる気がするからトモミちゃんのお皿も貸して？よそってあげる」

隣にいるトモミちゃんに向かってお皿を頂戴と手を差し伸べると、彼女はパァっと表情を明るくさせて私にお皿を差し出してくれる。

トモミ『Aさんにお鍋をよそって頂けるなんて…光栄です！！』

私は芸能人か何かか？？？？

ユキ『ずるいわ！トモミちゃん…Aさん、私にもよそって頂けませんか？』

シゲ『あ〜！2人共ずるいです〜！私にもよそってくださ〜い！』

ソウコ『ちょっと！！それなら私たちもお願いしたいです！こう見えても私が1番食べますので！』

私を囲んでやいのやいの言い出したくの一教室の子達。
失礼も承知で言うけど、すんげぇしょうもない事言ってるって本人たち気付いてないのかな？？？？
でも見ているのはちょっと面白い。
そう思いながら彼女達の皿に鍋の具材を順番に取り分けていく。

ユキ『う〜〜ん！Aさんがよそって下さったのは格別に美味しいわ』

そんな訳ない。
思わずツッコミを入れざるを得なかった。



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おシゲちゃんの喋り方っていつの間にか変わってますよね？
私の気の所為でなければ、ですますではなく、でしゅましゅだったような気がするんですけど…今のおシゲちゃんの話し方に寄せたがいいかなと思って変えてみました。
私の記憶の中じゃでしゅましゅだったのに…いつの間に…？

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