検索窓
今日:6 hit、昨日:43 hit、合計:20,233 hit

◎15-8 ページ10

「冗談なのは分かった…早く布団か畳持って来て」

この空気に耐えられず掛け布団を頭まで被り口を開いた。だから伊作くんがどんな顔をしているのか分からないけれど、『分かった』と返事をした彼の声が少し震えているのを感じたのでおそらく笑っている。

可笑しいな〜私、一応18歳ってことになってるはずなんだけどな〜??
この世界に来てから年齢変わったのかな??不思議だなぁ〜。

そろそろいいかなと思い、掛け布団からそろ〜っと顔を出してみる。
するとちょうど伊作くんが私の隣に畳を持って来ている最中だった。
布団か畳のどちらかを持ってきてとは言ったものの、畳も身体を痛めそうだなとぼんやりと彼を見つめる。

…てかちょっと待って。今更だけど2人きりで寝るの??
いやまぁ、今までにも利吉くんと2人きりで一緒に…と言ってもいいのか分からないけど寝たことあるし…でもあの時は任務だったし、手ぬぐい作ってる時だったからそれどころじゃなかったっていうか…あれ??意識すると恥ずかしいな??

伊作『どうかした?』

「ほ?!え、あ、いや、何でも…」

少し動揺していた私を見て伊作くんが首を傾げる。そんな彼に私は慌てて何でもないと首を横に振った。
未だに不思議そうにしている彼は畳の上に肘を付いて頭を支え私の方を向いて横になる。

灯心の灯りしかないぼんやりと薄暗い医務室。
わりと近い距離で私を見つめる彼の視線を横で感じながら私は天井を見ていた。

…伊作くん、見すぎじゃない?

私に突き刺さる視線が一向に逸れない気がする。
どうしよう、どうしよう。なんで私そんなに見つめられてるの?
視線に耐えられなくなった私は天井を見つめたまま口を開いた。

「あの…そんなに見られてると逆に寝れないっていうか…」

伊作『えっ、あ、ご、ごめんよ…つい…』

つい、ってなんだろうと思いながら軽く首を横に向け伊作くんを見る。
私と目が合った彼は少し慌てた様子で『な、何でもないんだ』と苦笑いを浮かべていた。

伊作『(灯心の灯りに照らされたAさんが綺麗だなんて言えないなぁ…)』



ーーーーー

伊作の性格ブレブレ過ぎて草
ほんとすみません...スランプからなかなか抜け出せず...そのうち訂正するのでお許しください...

◎15-9→←◎15-7



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (72 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
77人がお気に入り
設定タグ:忍たま乱太郎 , RKRN , 愛され・逆ハー   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

のんさん(プロフ) - りっかさん» りょーかい!探して見る👀👀 (2023年1月17日 16時) (レス) id: fe8741111e (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - のんさんさん» アイコンは忍たまの30期の画像にしてる(した)〜名前はりっか、ricca7759どっちかで検索したら出てくるかな🤔 (2023年1月17日 11時) (レス) id: 478fa1c1b9 (このIDを非表示/違反報告)
のんさん(プロフ) - りっかさん» うそーーん!鍵ちゃうよーー!共通の人見つけれんかなぁwりっかちはアイコンと名前なにー?? (2023年1月16日 20時) (レス) id: fe8741111e (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - のんさんさん» のんちゃん見つからない!www鍵垢? (2023年1月16日 18時) (レス) id: 478fa1c1b9 (このIDを非表示/違反報告)
のんさん(プロフ) - りっかさん» わーいぃぃ!www 私の垢教えようか...!のんたんって検索して、シナモンのアイコン!プロフ見たら5/10 って書いてる!守一郎がいたら完璧にそれだ!ww (2023年1月16日 16時) (レス) @page48 id: fe8741111e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:りっか | 作成日時:2022年11月5日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。