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「え〜なになに?なんか楽しそ〜じゃあ今度から委員会活動中は私のことはお母さんって呼んでよ〜」
しんベヱ『わぁい!優しいママが出来た〜!』
平太『でも…良いんですか〜…?仮にも先輩なのに…』
「いいじゃんいいじゃん!おままごとだと思えば楽しいもんよ!しんちゃん、きーくん、へーちゃん、ぎゅってしてあげるからおいで〜」
控えめな平太くんに笑って答えると、そのまま1年生三人に向かって両手を大きく広げる。
すると喜三太くんを始め、しんベヱくんも平太くんも私の腕の中に飛び込んで来てくれた。
喜三太『わぁ〜い!』
しんベヱ『あ〜ん!喜三太もっとそっちに行ってよ〜』
平太『し、失礼しまぁす…』
あ〜…パラダァイス。
ほんっとうに可愛い。いずれは1年生に囲まれて死にたいくらいに可愛い。
「はい、じゃあ次はさっくんに、しゅーくんおいで〜」
作兵衛『さっくん…えっ?!お、俺達もですか?』
作兵衛くんの驚く顔を見てさすがに抱き締めるのは恥ずかしいかな、と思い直し両手を広げるのをやめておいでと手招きをする。
おずおずと近付いてきた二人の頭を交代ずつ優しく撫でてあげた。
「さっくんはいつも左門くんと三之助くんを見守ってくれてありがとう。本当に偉いね。しゅーくんも忍術学園に入ったばかりで自分も大変なのに周りのことをよく気にしていて凄いね。お母さんは二人が誇らしいよ」
私がそう言うと二人はグッと下唇を噛み締めていた。
ありゃ…私何か変なこと言ったかな…。
作兵衛『少し照臭いですけど…褒められて嬉しいです』
守一郎『俺も…そんなこと気にしたこと無かったけど、それで誰かの役に立てているなら嬉しいです!もっと頑張ります!』
少し恥ずかしそうにはにかむ作兵衛くんと、元気よく意気込む守一郎に心がぽかぽかとしてきた。
つられて頬が緩むのを感じる。
「うん。でも、無理はしないこと。それだけは約束してね」
守一郎・作兵衛『はい!』
本当にこんなに良い子達が私の子供だったら自慢して歩くレベルだわ。
世界中の皆さ〜ん!私の自慢の息子たちで〜す!つって。
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りっか(プロフ) - 七海さん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(´˘`*)とてつもない褒め言葉でございます!!ぼちぼち皆様に楽しんで頂けるように頑張りますのでどうぞこれからもよろしくお願い致します! (2022年6月21日 20時) (レス) id: a1a5c64e20 (このIDを非表示/違反報告)
七海 - 滅茶苦茶楽しませてもらってます!無理のない程度に頑張ってくださいね^^ 応援してます!! (2022年6月19日 17時) (レス) @page43 id: bcf0e58e89 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - りっかさん» ありがとございます!! 私も鼻血がwww (2022年6月14日 22時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
りっか(プロフ) - あいさん» 2人揃って良いですよね〜私の最推しが2人いるって鼻血出そうでした(汚い)なんか最近キャラの口調とかいろいろわかんなくなってきてアニメ見て落ち着かせてます心をwwwあい様も頑張ってください! (2022年6月14日 19時) (レス) id: a1a5c64e20 (このIDを非表示/違反報告)
あい(プロフ) - りっかさん» 留三郎と似てるけど髪の色と声が違いますけどそこも良いwww 兄弟みたいwww ありがとございます、、 作者様もスランプ抜け出せると良いですね!! これからも頑張ってください (2022年6月10日 20時) (レス) id: 4bcda9126d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りっか | 作成日時:2022年5月5日 15時