トリプルフェイス？いえ、ツウェルブフェイスです( ・`д・´)←【名探偵コナン】3

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暫く部屋でその他の教官達と議論をしていた伊藤祐希ことAです。

内容は今回の目的であるゼロへの推薦のこと。

教官方に聞いたらやっぱりあの5人の誰かが良いと思うんだって。

特に首席であるゼロを推す人は多かったね。

頭が良くて運動神経が抜群だからちょっとやそっとの潜入捜査で死んだりしなさそうだし、あの可愛い顔を生かしてハニトラの方にいくことも出来るからね。

真面目な性格だからゼロの情報を漏らすこともなさそうだし。

鬼塚「伊藤、そろそろ体術の時間だ。」

『行きます!道着の方に着替えてきますね。』

私は道着を着た後、武道場に向かった。




生1「伊藤警視監!」

生2「今回もご指導宜しくお願いします!」

生3「お姉様の技を見せてください!」

デジャヴ……。

そして誰だお姉様と言った奴。

だから私は22歳!君達と同い年かそれより下だよ!

………もういいや、言ってるだけ無駄だ。

『もしも大柄な犯人と対峙した場合はね_______。』

私は女子をメインに指導していく。

教科書には載ってなく、教官も教えないような内容だ。

下手したら命を奪う一撃必殺ってやつだよ。

それでも、女の子は男に勝てない部分があるからね、手段は選んじゃ駄目だよ。

生4「すみません、あまり行動に移せなくて……。」

一人の生徒が私にそう言ってきた。

お手本、お手本かぁ。

大柄な男で強くて受け身がしっかり取れる人っているかな?

そう言う人がいないと実践を見せてあげられないんだよね。

『鬼塚教官、男子の中に大柄で実力のある特に受け身が上手い人っていますか?』

鬼塚「それだったら伊達が適任だ。伊達、来なさい!」

おぉう、伊達君か。

ゼロと良い試合をしてたのにすまん。

『お呼び立てして申し訳ないね。少し私の実践に付き合ってくれるかな?』

伊達「勿論です!良ければ俺の方の指導も宜しくお願いします!」

ニカッと言う効果音が付きそうな程眩しい笑顔。

この人、めっちゃ良い人や…!

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