トリプルフェイス？いえ、ツウェルブフェイスです( ・`д・´)←【名探偵コナン】3

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どもども、無事萩原君を救済出来たAです。

しかし、今一つの問題にぶつかっています。

『おーい、萩原くーん。』

萩原君が反応しません。ただの屍のようだ。←

いや、生きてます。

萩原君が全く反応してくれないんですよ。

なんかボーッとしていて声が聞こえてないっぽい。

爆発のショックかな?

こう言う時どうすれば良いんだろう。

そうだ、松田君の声真似をしてみよ!

『ﾝﾝ、萩原!いつまでボーッとしてんだ!』

萩原「…えっ!陣平ちゃん…!?…………あれ?」

『やっと気付いたかな、萩原君。』

萩原「……伊藤警視監?そうだ俺は…。」

『取り敢えず家に入ってもらえないかな?ここは確実に安全じゃないからさ。』

まだ少しボーッとしている萩原君の手を引いて家の中に入る。



『コーヒーで良いかな?』

萩原「え…、あ、はい……。」

『あはは、そんなに警戒しなくても良いよ。気になったことは全部教えてあげるから。』

萩原君になるべく優しく微笑みかけてからコーヒーを淹れる。

淹れたコーヒーを一口飲んで一息吐く。

萩原「それじゃあ伊藤警視監、教えてくれますか。」

『勿論。________。』

私は伝えられることを全て伝えた。

伊藤祐希が警察庁の公安のこと、今日の爆発事件について潜入している組織が犯人であること、死んだことにしなければ命を狙われる上他の人も巻き込む可能性があること。

盗一おじ様に伝えたのと同じように教えた。

萩原「………そうだったんですね。助けて頂きありがとうございます。」

『全然。助けられて良かったよ。あと、言わせてもらいたいことなんだけど、爆弾のすぐ横で煙草を吸わない!電話をしない!防護服を着る!油断しない!組織を壊滅させた後は仕事に戻るんだよ!分かったね!』

萩原「面目ないです…。」

『本当、私がいなければどうなってたことやら。』

爆発に巻き込まれて死んじゃうんだよね。

本当に助けられて良かった。

貴方の死で悲しむ人は沢山いるからね。

…………まぁ現在進行形で死んだことにはなったけど。

そうだ、あれも言っとかなきゃな。

『萩原君、もう一つ言うことがあるけど良いかな。』

萩原「はい。」

『これからここで変装して名前も変えて暮らしてもらうんだけど、その際に言っておきたいことがあってね。私、実は変装してて伊藤祐希じゃないんだ。』

萩原「…………は?」

また萩原君がフリーズした。

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