トリプルフェイス？いえ、ツウェルブフェイスです( ・`д・´)←【名探偵コナン】7

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『何て言った?小さくて聞こえなかったんだけど。』

快斗「あー、何でもねぇよ。…ほら。」

快斗君がマジックで出したのはウツギの花。

花言葉は「秘密」。

何にも言ってくれないってことかな。

そんなに青子ちゃんとのデートを知られたくないのかよ!

良いじゃん!陰で覗いて写真撮っておじ様とおば様に見せるだけなんだから!←

でも、秘密にされれば暴きたくなると言う私の中に眠っているであろう探偵の血(眠ってるかは分かりません)が騒ぐ。

『ねぇ快斗君、ウツギのお返しにこれあげる。』

そうして私がマジックで出したのは紫陽花。

花言葉はたくさんあるけど、私が意識したのは「あなたは冷たい」と言う花言葉。

快斗「ゲッ…!マジかよ…。」

頭の良い快斗君もそっちの方で気付いたみたいだね。

『紫陽花がこれ以上欲しくなかったら、何か私に、教えてくれる?』

さっきのナンパ野郎に向けた笑顔を快斗君にも向ける。

快斗「うわっ!分かった、分かった言うからその笑顔はやめろ!怖い!」

へぇ、そんなに怖いんだ。(他人事)

『取り敢えず、さっきボソッと言ったのって何だか教えてくれる?』

快斗「疑問符仕事してないだろそれ…。脅しと一緒じゃ…。」

『教えてくれるよね。』

快斗「とうとう消えた!……あー、だからそのだな………白馬から聞いたんだよ。おめーと白馬のヤローがお見合いしてデートすることになったって。」

ほうほう、……で?

『………で?』

快斗「で?って、何でこんな時は勘が悪いんだよ!?」

いや、普通に考えてそれだけの情報じゃ何も分からないでしょ。

現に私が分からん。

高校で探君から私と探君がデートするって話を聞いただけでしょ?それだけじゃん。

快斗「だーもう!おめーと白馬をデートさせたくなかったんだよ!」

……Why?

あっ、もしかして……。

快斗君も私のことを………。






姉だと思っていてお姉ちゃんが取られるのが嫌で駄々捏ねてるってこと!?←

どうしよう!シスコンが増えちゃった!←

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