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潜入捜査を任された私は最後に家族に会いに行くことにした。
現在弟の吉は20歳、妹の真純は9歳。
もう私がそばに付いていなくても大丈夫だろう。
父さんがいなくなってもう9年が経った。母さんのメンタルもそろそろ安定してきただろうし。
『ただいま。』
真純「まこ姉!おかえりなさい!」
ドアを開けた瞬間に私に飛び付いてきた真純。
小さくて温かな体温に愛しさを感じる。
秀吉「姉さん、おかえり。」
『ただいま、吉。』
メ「何だA、帰ってきたのか。暇なものだな。」
『ただいま母さん。私も会いたかったよ。』
母さんは多分ツンデレと言うやつだ。
警察学校時代に仲良くなった同期に教えてもらった。
今日は一日こちらに居座る予定だ。
恐らく今回の任務の任期は組織が壊滅するまでだ。
壊滅するまで家族には会えない。
私のことを慕ってくれる真純には悪いがな…。
夜、真純が寝付いてから吉か何か言いたそうなのに気付いた。
『吉、どうした。』
秀吉「姉さん、そのね…。羽田家に養子入りすることになったんだ。」
『…そうか。』
秀吉「うん。……って驚かないの!?」
『十分驚いたさ。でもある意味納得だ。お前の将棋への入れ込み具合も知っているし、浩司さんによく懐いていたしな。大概彼の目標をお前が叶えたいと思ったし、彼の両親がお前の能力を見込んで頼み込んだのだろうしな。』
秀吉「……流石姉さん、これだけでよく分かったね。」
『生まれた時から見ている弟のことだ。分からないわけないだろう。……まぁ、お前がここを離れるのか。母さんと真純を任せられないのは痛いな。』
秀吉「え?姉さんは?」
『………これから連絡を断つ。詳しいことは言えない。』
秀吉「…姉さん。」
頭の良い吉のことだ。私が何を言っているのか大体察したのだろう。
一応吉には警察は辞め別の仕事に就いているとは説明している。
が、きっとそう言う部署にいる警察官だと察しているのだろうな。
我が弟ながら聡明だ。
『真純も9歳だ。いつまでも甘ったれではいられない。ただ、私の代わりにしっかり支えてやってくれ。』
吉「勿論だよ。」
『お前も頑張れよ。絶対に挫けるな。お前の中には赤井家の血が流れているんだ。全てが終わったら甘やかしてやる。』
吉「……姉さんも大概僕達のこと大好きだよね。ありがとう、姉さん。」
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未零 ♪mirei♪ - 眠り姫さん» 確かに♡めちゃくちゃかわいい♡すみません。作者でもないのに口出しして。 (2022年12月4日 21時) (
レス) @page36 id: 18a46fedc8 (このIDを非表示/違反報告)
眠り姫 - 降谷君可愛い〜(* ´ ▽ ` *) (2021年4月24日 15時) (レス) id: ce85d7e1fd (このIDを非表示/違反報告)
まな - 宮野家の長女という作品にとても似ていると感じたのですが気の所為でしょうか？諸伏警部の発言などが全く一緒だと思うのですが... (2021年2月16日 16時) (レス) id: 3a9a0fbb9b (このIDを非表示/違反報告)
月切 蛍(プロフ) - とっても素敵な作品です。無理しない程度に頑張ってください！ (2021年2月16日 9時) (レス) id: 34c99d5432 (このIDを非表示/違反報告)
nrsstkk(プロフ) - 犬猫さん» コメありがとうございます!そう思って頂けて嬉しいです!応援ありがとうございます!更新頑張りますね!(о´∀`о) (2020年8月18日 0時) (レス) id: ded1c747a8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リンゴっ子 | 作成日時：2020年6月26日 7時
