赤井家姉弟の一番目、日本の公安警察を志す

9 ページ11

諸伏先輩が卒業した2年後、私も東都大学を卒業した。

そして日本国籍を取得、警察学校への入学も決まった。

私は首席らしく、代表挨拶とかもしなければいけないらしい。

『……そんな首席になったごときで、面倒くさいな…。』

秀吉「いや姉さん!?首席ってすごいからね!?面倒くさがっちゃ駄目だよ!?」

現在17歳になった弟の秀吉。

相変わらず高校での人間関係は難しい感じらしい。

17歳だと恋愛系の悩みも入ってくるのか。

真純「まこ姉!もう帰ってこなくなるって本当!?」

『……母さんは真純にどう言う伝え方をしたんだ。』

秀吉「まぁ母さんのことだから言葉足らずだったんじゃないかな。」

メ「秀吉、何か言ったか?」

秀吉「か、母さん!な、何も言ってないよ!」

『吉、ポーカーフェイス。教えたでしょ。』

秀吉「そうだけど…。」

『将棋だっけ?あれも心理戦と同じものでしょ。ポーカーフェイスは大事よ。』

荷物をまとめたスーツケースを手に持つ。

真純「まこ姉!行っちゃや!」

秀吉「こら真純、姉さんを困らせちゃ駄目だよ。」

『真純。』

真純「うぅ、まこ姉…。」

『私は警察になる為に全寮制の学校に通うだけだ。たまに帰ってくる。』

真純「本当…?」

『うん、必ず帰ってくる。良い子にできる?』

真純「うん!真純いいこにしてる!」

『ん、良い子。吉、母さんと真純を頼んだよ。あんたもあまり無理しないこと。』

秀吉「分かった。姉さんもだよ。」

『善処する。それじゃあ母さん、たまには帰ってくるから。』

メ「……余計なお世話だ。」

『母さんらしい。_____いってきます。』

家を出て警察学校に向かう。

風が吹いて桜が舞う。

その景色に飲み込まれながら足を進めた。

10→←8

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す