トリプルフェイス？いえ、ツウェルブフェイスです( ・`д・´)←【名探偵コナン】6

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取り敢えず志保と明美を避難させた私達。

何か今のでスタミナを使った気がする…。

『ヒロ、うちの妹達が困らせちゃってごめんね?』

諸伏「いや、……まぁ、役得だったから。///」

役得?何が?

……美人宮野姉妹に鋭い視線を向けられるのが?

…………えー。

『まぁ、私は、何も、言わないで、おくよ。』

諸伏「なんかAが勘違いしてる予感がする…。」

私はどんなヒロでも大好きだからね!( ・`д・´)

こんなんで友情は千切れないから!

そろそろキュラソーの所に向かおうかな。

そんなことを思っていると銃声が響く。

きた、オスプレイの銃撃だ。

『こちらA!研二、陣平は裏から逃げること!爆弾は放置!死んだら許さないからね!ヒロも逃げて!後は私に任せて!』

諸伏「A…。やっぱり俺も……。」

『大丈夫!私は強いから!死んだりしないから早く逃げて!』

諸伏「……無茶はするなよ。」

私の頭を軽く撫でると、ヒロも去っていった。

さぁ、ここからが本当の本番。

キュラソーの元へ向かおう。

キュラソーが死ぬのだけは、絶対阻止しなきゃ。

勘を頼りにキュラソーを探すと見つけた。

『キュラソー!』

キュ「!?…貴女は?」

バレンシアの声にする。

『私だよ、バレンシア!』

キュ「バレンシア…!?貴女本当に…?」

『今まで変装してたの。これが私の本当の姿。……ねぇ、キュラソー。私貴女に死んでほしくない。』

キュ「………簡単に死ぬつもりはないわ。でも、私に光を見させてくれたあの子達は助けたいの。」

『もう助けたよ。あの子達はもう外で私の部下に保護してもらってる。』

キュ「そう…。それなら安心ね。」

『でも、まだここに私の弟と仲間が残っているの。だから、手伝ってほしい。』

私はじっとキュラソーを見つめる。

キュ「ふっ、そんな心配しなくても私は貴女の力になるわ。一番最初に光が見えたのは、貴女が眩しく笑いかけてくれた時だもの。」

キュラソーは優しく私に微笑んでくれた。

うん、キュラソーにはいつまでもそうやって笑っていてほしいな。

『それじゃあ、作戦を始めよっか______。』

私達は動き出す。

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