【HQ】谷地の友達に恋をした - 烏野 -

月島編 03 ページ3

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月島「 なんでここにいるの 」





練習後




坂ノ下商店にみんなで集まってる




そこに君がいた









『 あ、月島くん 』




優しく微笑んで

谷地さんと肉まんを半分こしてる









日向「 A！マネージャーやれよー！」



『 だから、あたしは予備校があるの 』



影山「 それ以上、頭よくなってどぉすんだよ 」



『 影山くんこそ、それ以上バカになったらどうするの？』



影山「 はぁ？！Aボケェ！！」






じゃれあう２人を見てると


ほんと、いらいらする








日向「 そろそろ帰ろーぜ！」



谷地「 あ！Aって月島くんと山口くんと同じ方向だよね？」



山口「 そうなの？」



谷地「 送ってあげてくれる？？」



山口「 いいよ！」

( あ… ごめんツッキー。俺、邪魔だよね )





月島「 うるさい、」






たしかに邪魔だけど


ふたりだと話すことないし…








.....






山口「 同じ方向だったんだね、」



『 そうだね 』



山口「 好きな人とかいる？ 」




『 え？』








山口、

いきなりすぎじゃない？








山口「 あ、ごめん 」




山口、僕を見て苦笑いしないでよ


余計なことを…








『 いないよ 』




山口「 そうなの？」




月島「 王様と仲良しデショ 」







あ、



つい…









『 友達だよ 』




裏のない笑顔で笑いながら



『 ふたりは？』



って、聞き返してきた









山口「 俺は… 」



月島「 谷地さん 」



山口「 ちょっと！！ツッキー！！？」



月島「 あ、ごめん 」







『 そうなんだ 』





すこし驚いた顔をして

君はまた笑った







山口「 ツッキーは… 」





月島「 僕は恋愛なんてしない 」






余計なことを言わないでよ、山口








山口「 でも今してるじゃん！！」







だから、余計なことを言わないでって








『 そうなの？』




月島「 … 」




『 その恋は実りそう？』




月島「 それは… 」








そんなの









月島「 君次第だよ 」








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