開久高校購買部!!３【今日から俺は!!】

さよなら購買部 ページ46

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相良「よぉ、お姉さん」


『い、痛いんだけど！』



相良くんは

私を後ろから壁に押し付けていた。





相良「この光景も懐かしいなぁ、おい」


『そ、そうですね』



なんかあったよね、こんな事もさ。




相良「あん時俺、どうしてやったっけ？」


『っ！』




そう耳元で囁いた後、


相良くんは私の首筋に噛み付いた。




それもかなり痛いやつ。





『痛いって！！』


相良「お仕置きだっつーの」


『お仕置きって何よ？！』




相良くんは私の腕を引っ張って

今度は前から壁に押し付けた。



そしてバチッと目が合う私たち。




『さ…相良くん』


相良「あぁ？」




お、怒ってらっしゃるぅ！！！





相良「お姉さんよ、こんな冬休みの真っ只中に開久に何の用があんだよ？」




あぁ？！と凄まれて

思わず目をあさっての方向へ逸らす。





『あ、いやぁ………お、お仕事？』


相良「ふざけんじゃねぇぞ！！」


『っ……相良くん』


相良「分かってんだよこっちはよ…」




相良くんの目は


怒りを宿したまま私を写していた。




相良「何しに来たのか、てめぇの口で言ってみろや」


『っ……そ、れは…』


相良「言えよ」


『……ごめん』


相良「いいからさっさと言えや！！」




腕が、痛い




相良くんの手に少しずつ力がこもるのが分かった。

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