クリスマスの夜に ページ26
相良side
ふざけんじゃねぇよ…
せっかく両想いだっつーのに
何が付き合えないだよ。
俺は未だに涙を流すAに
何度も何度もキスをした。
それはもう、深く、何度も。
『っ…相良くん……その…』
相良「なに」
『なんで……手…』
相良「あ?」
気付けば俺は、Aの服の中に手を突っ込んでた。
どうりで触り心地良いと思ったわ。
相良「……嫌なのかよ」
『そうじゃなくて…』
相良「初めてじゃねぇんだろ?」
お前は前にそう言ってたもんな?
言ってたよな?!
は、初めてなの…みたいな事言ってたのは
俺は忘れたぞ!!!
『初めてじゃ…ないけど』
相良「……けど、何」
『…………緊張…する』
あぁぁ……もう、やめろ!
そうやって煽んのやめろや!
相良「……緊張してる顔も、マブいぜ?お姉さん」
なんて俺もすげぇ緊張してんだけどよ…
俺の下でモジモジする可愛いA。
俺はもう我慢出来ねぇから…
こいつの首筋に顔を埋めて
キスマークを付ける。
恥ずかしそうに身をよじっても無駄だぞ。
全部俺を奮い立たせる材料にしかならねぇからよ。
俺はもう一度
ゆっくりとAの服の中に手を忍ばした。
その時、
『……あ!』
相良「……何だよ!」
いちいち寸止めするとかよ、
お前はほんとに小悪魔通り越して悪魔だな!
『ごめん……忘れてた』
相良「何が?」
『今日、私…誕生日だった…』
相良「は?」
…………はぁぁぁ?!
早く言えよそう言うのはよ!!
相良「まじかよ」
『忘れてた』
まったく困ったお姉さんだな、お前は。
俺はそっとAの耳元に寄った。
相良「じゃあ今日は最っ高の夜にしなきゃなぁ…」
『っ…相良くん…それって…』
そして、俺はいつもの意地悪な顔で
相良「今夜は寝かしてやらねぇから…覚悟しろ」
一生忘れらんねぇ誕生日にしてやっからよ…
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うさぎ(プロフ) - 愛菜さん» ありがとうございます(*^_^*)続編喜んで頂けて嬉しいです!続編も楽しんで頂けたら嬉しいです! (2020年9月12日 0時) (レス) id: 183c1c3396 (このIDを非表示/違反報告)
愛菜(プロフ) - おはようございます!お話読ませて頂きました。相良くんとの追いかけられるのは嬉しかったです(笑)ヒロインちゃんと結ばれたのに離れ離れにはショックを受けましたが続編制作して頂けると聞いて感激です!!!ありがとうございました。 (2020年9月11日 9時) (レス) id: ec8eca325c (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - さえさん» コメントありがとうございます!お返事が遅くなってすみません。続編必ず復帰しますのでお待ちくださいね! (2019年1月31日 0時) (レス) id: baa07246c6 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - めめこむまーりんさん» コメントありがとうございます!お返事が遅くなってすみません。続編も必ず復帰しますのでお待ちくださいね! (2019年1月31日 0時) (レス) id: baa07246c6 (このIDを非表示/違反報告)
うさぎ(プロフ) - *エアメル*さん» コメントありがとうございます!お返事が遅くなってすみません。続編では...帰ってきましたね(笑)必ず復帰しますのでお待ちくださいね! (2019年1月31日 0時) (レス) id: baa07246c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさぎ | 作成日時:2019年1月21日 2時