開久高校購買部!!３【今日から俺は!!】

クリスマスの夜に ページ19

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どうもみなさん。



相良「おい」



お元気ですか？

毎日お仕事ご苦労様です！



相良「おいって」



私は今


絶賛……




相良「聞いてんのかこら！！！」



こいつをシカト中です！！！





相良「お姉さんよ、無視決め込むとはいい度胸じゃねぇか…」




うるさい。

顔みたくないからどっか行け。




俄然オールスルーを決め込む私に

相良くんはちっ、と舌打ちした。




相良「……んだよ。こないだはキスされてトロトロだったくせによ」


『なによトロトロって！！！』


相良「お、やっと口聞いた」



くそ腹立つこの男！！




あの日から私は毎日相良くんをシカトした。


近づけば包丁を突き立ててやったわい！


懐かしいなおい！




『なによ…何しに来たのよ』


相良「嫉妬しいのAちゃんに会いに来てやったんだよ」


『はいはい、ありがとー。お帰りはあちらになりまーす』




誰が嫉妬しいだっつの！

それはお前だろうがぁぁ！！


と声を大にして言いたい。




で、


なんでこいつ後ろから抱きついてんの？





相良「なぁ、もっかいあの顔見してみろよ」


『どの顔ですかねぇ？』


相良「トロトロになってたかぉ…っ痛ぇ！！」


『それ以上言うと一生口聞かないからなクソガキ』



なんか、おふざけがすぎるそのお口に

給水ポリマーでも突っ込んでやろうかな。



死ね。




私は後ろのこいつに思いっきり肘をお見舞いする。



相良「っ……てめぇ…みぞおち」



ようやく解放されたので、さっさと掃除しまーす。




相良「ったく…可愛くねぇな、ほんと…」


『なによ！あんたが悪いのよ！』



バチバチに睨み合う私たち。


この間お店の裏でキスしてたなんて

夢なんじゃないかな？と思うほどに。




『で、なんか用？』


相良「お前、クリスマス何してんだよ」


『だから仕事だって』


相良「夜だよ」



クリスマスはケーキ販売のバイトと喫茶店です。




『21時まで喫茶店でバイト…』


相良「じゃあそれからでいいわ。迎えに行く。じゃあな」


『え、ちょ…』



行っちゃった……。


なんだあれ…

余計な事9割、要件1割だったな。





クリスマスの夜……迎えに来る？



なんーで？？

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