開久高校購買部!!３【今日から俺は!!】

隠れろキッチン！ ページ17

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なによ………それ…




相良くんの鋭い眼光は私を射殺すようだった。



それでも私は彼に噛み付く。





相良「聞いてんのかよ」


『……によ』


相良「あ？！」


『なによ！！人の事言えないじゃない！！』




自分だって、同じじゃない…




相良「は？何の事だよ」


『…っ』


相良「あ……A…」



泣いちゃいけない。

泣いちゃいけないんだよ、私…



そんな気持ちとは裏腹に


私の目からはひとつふたつと涙が零れた。




『相良くんだって…女の子と…』


相良「A…その、」


『わたしが…嫉妬、するから…って』




相良くんが言ったんだよ


私が嫉妬するから行かねぇよ、って





自分の言葉に責任持ってよ…





相良「……A…それって」


『なんで…なんで…っ、なんで私を！
……嫉妬、させるの』



あぁ、そうそう


嫉妬してたんだよ、私は。



相良くんが女の子といるところなんて

見たくなかったんだよ。




なのに、お前と言うやつは…




相良「おまっ……嫉妬って」


『…っ…他の子となんて…居ないで』





私の事、ずっと前から好きだったくせに。


自分勝手に怒って…



相良くんのばか。




嫌い。嫌いよ。



『嫌い…相良くんなんて…大っきら、っん』




大嫌いの言葉を、彼の唇が言わせない。




『っ…やめて』


相良「A」


『っ、んん…っ』




今度のキスは


さっきと違って



とても優しいキスだった。

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