開久高校購買部!!２【今日から俺は!!】

看病という名の口付け ページ44

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『ん…っ、や……だめ』


相良「……だめじゃねぇぞ」





これは看病だ、なんて都合のいい事言って


何度も何度もAにキスを落とす俺。




移る事心配して抵抗すんなら

いっそ移してしまえって話で。





『っ、相良くん！いい加減に…』





病人のくせして、バタバタと…





相良「なぁ、知ってっか？」






抵抗にもならない抵抗を繰り返すこいつの耳元に


俺はゆっくり顔を近づけて囁く。






相良「……人肌って、熱吸えるらしいぜ？」






『………………な！！！！』




だから治してやるよ、って言ってやってんのに


やめろやめろってうるさくて。






相良「暴れると熱上がんぞ」


『たった今！熱下がりました！』


相良「…嘘つけ、体熱いぞ」




首筋に吸い付けば、直で熱さが伝わってきて





俺はそのまま、そこにマーキングする。




俺のもんだぞ…と。




……俺の女じゃねぇけど。





『さ、相良くん……その…』


相良「……名前、呼んでやろうか？」


『えっ』





相良「…………A…」





ゆっくり、ゆっくり、

こいつの服の中に手を忍ばせる。




『えっ…ちょ、だめ……』


相良「……A」



何度も名前を呼んでやれば

恥ずかしそうにしやがってよ。




……たまんねぇんだよ、それが。





そしてもう一度キスしようとした時。




ガチャり…………



嫌な予感がした。

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