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照史の店の暖簾をくぐって、
深呼吸をする。
深夜という時間帯に回ったばかりの世界は、
まだ忙しない。
「ごちそうさま」
店を出るときに一言いう癖は濱ちゃん受け売り。
今まで気にしたことすらなかった。
けど、こういう小さいことって出来なきゃあかんよな。
結局、何も浮かばなかった。
逃げた先に何かある気がして、
“何”ばっかやん、俺…
赤「あっ、今日も来てたんすか?」
どこからか現れたか、
大毅くんは幻覚やないかってくらい突然現れる。
「まあ、」
赤「、んじゃ、気をつけて」
突然でもないのか、
ここに住んどるんやった。
「っ、まって、」
赤「なんすか?」
触れたい。
そう言うか否か、
俺は酔った勢いか深夜テンションか
まあその両方ともちゃうけど
大毅くんの腕を掴んだ。
「、ごめん、」
赤「、?」
「気にせんで、ほんまに、ごめん」
最低だ。
無理矢理掴んで、
勝手にパニックになって、
逃げるなんて。
嫌われた?俺。
「はぁ、」
どこまでアホやねん。
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アイバ(プロフ) - 紗 彩さん» コメントありがとうございます( ; ; )見切り発車でどうなるか自分でもわかりませんがお楽しみください笑 (2020年12月23日 23時) (レス) id: b9676821e6 (このIDを非表示/違反報告)
紗 彩(プロフ) - 初めまして!このお話に惹き込まれて、思わず、コメントしてしまいました!!お話の続きがすごく気になって仕方ないです!!これからも応援しています!更新、頑張ってください!! (2020年12月21日 0時) (レス) id: db182e3ac0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アイバ | 作成日時:2020年12月17日 22時