検索窓
今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:76,581 hit

13 ページ13

.









照史の店の暖簾をくぐって、


深呼吸をする。






深夜という時間帯に回ったばかりの世界は、

まだ忙しない。









「ごちそうさま」









店を出るときに一言いう癖は濱ちゃん受け売り。



今まで気にしたことすらなかった。



けど、こういう小さいことって出来なきゃあかんよな。









結局、何も浮かばなかった。



逃げた先に何かある気がして、







“何”ばっかやん、俺…









赤「あっ、今日も来てたんすか?」







どこからか現れたか、


大毅くんは幻覚やないかってくらい突然現れる。








「まあ、」








赤「、んじゃ、気をつけて」









突然でもないのか、


ここに住んどるんやった。








「っ、まって、」








赤「なんすか?」









触れたい。









そう言うか否か、





俺は酔った勢いか深夜テンションか


まあその両方ともちゃうけど





大毅くんの腕を掴んだ。









「、ごめん、」






赤「、?」






「気にせんで、ほんまに、ごめん」









最低だ。






無理矢理掴んで、


勝手にパニックになって、


逃げるなんて。









嫌われた?俺。









「はぁ、」









どこまでアホやねん。

14→←12



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (139 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
288人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

アイバ(プロフ) - 紗 彩さん» コメントありがとうございます( ; ; )見切り発車でどうなるか自分でもわかりませんがお楽しみください笑 (2020年12月23日 23時) (レス) id: b9676821e6 (このIDを非表示/違反報告)
紗 彩(プロフ) - 初めまして!このお話に惹き込まれて、思わず、コメントしてしまいました!!お話の続きがすごく気になって仕方ないです!!これからも応援しています!更新、頑張ってください!! (2020年12月21日 0時) (レス) id: db182e3ac0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:アイバ | 作成日時:2020年12月17日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。