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何があったの? ページ7

桜花side

先生は、その子の肩に手をかけて自分のそばに引きよせた。

先生「『ウェーブの若武』っていって、波が激しいんだ。」
  「いいときは三谷Cの連中もまっ青になるほどいいが悪いときは、受験Bすれすれさ。」
  「そうだよな、若武。」

からかうように笑った先生の前で、若武君はとてもがまんできないというように首をふった。

サラリとゆれるきれいな黒髪の下で、2つの目が強く光る。

若武「ひでぇよ。先生。それって俺だけけなしてるじゃん。」
  「ほかのヤツらのことは、ほめてるのにさ。差別だ。」

先生は笑いながら私達の方に来て、立花さんの肩に手をのせた。

先生「この子は立花彩。クラスは受験Bだが、国語がばつぐんにできる。」
  「そして、この子は胡桃桜花。全教科、特に国語と英語がよくできるから、お前達の先生役だ。」

みんなが、まっすぐ私達を見た。

あんま関わりたくないな。和典と小塚くんは別だけど。

先生「これからは、男だけのノリはやめるんだ。いいな。」

先生がそう言ったとたん、つまらなそうなため息が教室中に広がった。

私は別に男だけのノリでもいいんだけど....

あぁ、立花さんか

先生「じゃ。立花、胡桃。自分のクラスに戻っていいぞ。」
  「授業が終わったら、もう一度ここに来てくれ。特別クラスのテキストを用意しておくからさ。」

はい。と私達が言うと、先生は励ますようにうなずいて、ドアから出ていった。

先生が出ていった後、私はすぐ小塚くんのとこまで行き

貴方「ねぇ、君すっごくカワイイ‼」
  「和彦って呼んでいい?」
  「あー、もう!ほんとカワイイ‼」

小塚「えっ?あ、うん。全然いいよ。」

貴方「じゃあ私のこともオーカって呼んで‼」

彩side

先生が出ていった瞬間、胡桃さんは

貴方「ねぇ、君すっごくカワイイ‼」
  「和彦って呼んでいい?」
  「あー、もう!ほんとカワイイ‼」

と小塚くんに話しかけていた。

胡桃さん無双が始まった

小塚「えっ?あ、うん。全然いいよ。」

貴方「じゃあ私のこともオーカって呼んで‼」

すごい、こんなはやく仲良くなれるんだ。

胡桃さんはちょっと変わってるけど、すごい人なんだな。

そう思っていると...

天使との邪魔をしないでっ!→←特別クラスにて


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minase - こんにちわ水瀬/minaseさんすごく面白かったです!!!!!!!!!!!! (9月15日 8時) (レス) id: 2cb09aeba9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:水瀬-minase- | 作成日時:2021年5月1日 18時

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